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  • 2023.01.20 (最終更新日:2023.04.17)

就職先の決め方のポイントはたった3つ!【就活前or内定後】パターン別にご紹介

就活中の女性
目次

「就職したい企業が見つからない」
「複数社から内定をもらったけれどどこに決めたらよいかわからない」
就職先の決め方に悩んでいませんか?社会人になると生活の大半を占めるからこそ、自分に合った就職先を慎重に選びたいものです。今回は後悔しないための就職先の決め方をご紹介します。

就職先をしっかりと考えないと後悔するリスクも・・・!

就職先をパソコンで探す男性

今は昔ほど終身雇用制度を採用している企業はほとんどなくなり、就職先の選択肢にする人も少なくなりましたが、それでも就職先はしっかり考えないと後悔することもあります。特に、社会人として最初に就職するところは慎重に選びましょう。

なぜ就職先をきちんと考えなければならないのか。それは、以下の理由があるからです。

  1. 1日のほとんどを仕事が占めるから
  2. 早期離職をしてしまうかもしれないから
  3. ストレスや病気にならないようにするため

就活は時に過酷で、なかなか内定をもらえないと、その焦りから「本当にこの会社でいいのか」と考えることなく就職してしまうこともあります。
しかし、上記の3つの理由を考えると、就職が人生における大変重要な局面であることがわかるでしょう。以下で3つの理由を掘り下げてみていきます。

1.1日のほとんどを仕事が占めるから

就職をすると、ほとんどの人が1日に8時間ほど働くことになります。しかも、7日ある1週間のうち5日は働く生活を送ります。22歳で就職し、65歳で退職するとしたら、そんな生活を43年間も送ることになるのです。 これほどまでに時間を取られるのですから、納得行く会社に就職しなければ毎日が苦痛になってしまうでしょう。

どうせ働かなくてはならないのなら、楽しい毎日が送れたらいいですよね。 よって、できるだけ楽しく働けるように就職先はしっかり考え抜くべきなのです。

2.早期離職をしてしまうかもしれないから

厚生労働省の令和2年新規学卒就職者の離職状況を見てみると、新卒の31.2%が3年以内に離職していることがわかります。離職すること自体は悪いことではありませんが、3人に1人が3年以内に仕事を辞めてしまっている事実は驚愕です。

早期離職の原因の多くは、思ったよりやりがいがなかったことや、給料が労働に見合っていないと感じたこと、人間関係に問題あると判断したことなどです。退職したからには転職活動をすることになりますが、新卒と違って少し難易度が上がってしまうのがデメリットです。

新卒の場合は、企業がこれからに期待してくれているので採用されやすいです。しかし、早期退職した場合は「うちに入ってもまた辞めてしまうのではないか」という懸念を持たれることがあるため、退職が不利に働くこともあるのです。

また、新卒の場合はまだキャリアがないため、人柄を重視してくれますが、社会人経験がある場合は経験値が重視されがちです。そのため、3年以内に退職してしまった場合は十分なキャリアがないと判断されることもあります。

また大変な就活をするよりは、最初からしっかりと就職先を考え、納得するところで長く働けた方が良いのではないでしょうか。

3.ストレスや病気にならないようにするため

就職先をきちんと考える必要があるのは、合わない職場で働くとストレスが溜まったり、適応障害やうつになるリスクがあるからです。 ストレスは体や心のあらゆる不調の原因となります。できれば避けて通らなければならないのですが、働いていると仕事を辞めない限り避けられないこともあります。

また、職場環境が悪いと、特定の人の前で汗が吹き出したり、震えてしまう適応障害になってしまうことも。仕事がきっかけでうつになってしまうと、復帰まで時間がかかってしまいます。 生きていく上でお金は必要不可欠ですが、それよりも大事なのは健康です。健康でなければそもそも働くことだってできないのですから、就職先では快適に働ける環境を追及すべきでしょう。

【就職先の決め方】これから就職活動をはじめる人

履歴書

これから就職活動をはじめる人は以下のポイントで就職先を決めるのがおすすめです。

1.自己分析をする

自己分析とは、自分のこれまでの経験を振り返り、自分の強み・弱み・特徴を理解するための作業です。実際には以下のポイントで自身を振り返ります。

  1. 幼少期から小学校、中学校、高校、大学時代と順に振り返る
  2. そのときに起こった出来事と、自分がどのように行動して何を感じたか、何を得たかを思い起こす
  3. これまでの自分の行動と考え方や感じ方を振り返ることで、強みや弱み、潜在的な価値観を明らかにする
上記は自分史によって自己分析をする方法です。ほかにも、過去の自分に起こった出来事を心の充実度という視点で振り返るモチベーショングラフや、思考をクモの巣状に広げて深掘りするマインドマップなどの方法があります。いずれも自身を客観的に振り返って「なぜ?」と深掘りすることで、人生で大切にしている価値観を明らかにすることがポイントです。

価値観を明確にすることで、自分はどんな環境で働きたいか、どのような仕事に就きたいかが見えてきます。自己分析が的確に行われていれば、入社後に「やっぱり自分には合わない」と感じるミスマッチも生じにくいでしょう。自己分析の結果は就活の軸にもつながります。

2.業界研究で志望業界をしぼる

業界研究とは、数ある企業のなかからそれぞれが属する業界の種類・特徴を調査します。実際には以下のポイントをおさえてで行うと効率的です。

  1. どのような業界があるのかを大まかに調べ、興味のある業界にしぼる
  2. 興味のある業界について、マーケットの規模や推移、代表的な企業の顔ぶれ、シェアなど業界全体の構造を把握する
  3. 業界について知識を深めるため、業界に属する企業ごとの違いや資本・提携関係、業績推移、成長見込みなどをリサーチする
志望業界をしぼることで、志望企業が選びやすくなるでしょう。自身のキャリアプランを描くためには、業界の安定性や成長性を探る業界研究が重要です。業界研究のためには、興味のある業界のホームページを見たり、新聞やニュースなどで最新の情報を入手したりする方法があります。また就職情報サイトでは各業界を解説する特設ページを設けているところもあるので活用してもよいでしょう。

3.企業研究で志望動機を練る

企業研究とは、志望する企業を選ぶべく企業の事業内容や働き方を調べる作業のことです。実際には以下のポイントをおさえて行うとよいでしょう。

  1. 企業理念や資本、上場しているか、従業員数など企業の基本情報をチェックする
  2. 業態や事業内容、取引先などからどのような仕事ができるかをイメージする
  3. 採用情報や環境、制度から入社後の働き方をイメージする
  4. 業界内の位置付けや他企業との違いを見つける
企業分析は自分に合った企業を見つけるために重要です。企業研究を行うことで業務内容はもちろん、社風や社内環境の把握につながります。入社後のモチベーション低下や早期退職を防ぐためにも、しっかりと企業研究をして働き方をイメージしておきましょう。

企業研究を徹底すれば、志望動機にも説得力が増します。面接が進むごとにチェックされるのは「他社ではなく、なぜ自社を選んだのか」という点です。企業研究を行って他社にはないポイントや魅力をつかんでおくと、就職活動を有利に進められるでしょう。

また、企業の実態を調べることにも手を抜かないようにしましょう。企業は、多くの優秀な人材を集めたいと思っていますし、サービス利用者に向けて良い情報を発信します。そのため、ホームページを見ているだけでは良い面しか知ることができません。会社説明会でも、わざわざ自分たちの悪いところを伝える必要はありませんから、やはりポジティブな面しかわかりません。

充実した福利厚生があるとしても、使えなくては意味はありませんよね。年収が記載されていても、残業込みだったりすると実際の年収はもっと低いかもしれません。 実際に使える制度や、平均的な残業時間を知るには口コミ情報のチェックや、OB、OG訪問が有効です。

内定後なら人事の方にも話を聞けるでしょう。 企業の実態は、その他にもビジネスSNSを使うことで見えてくることがあります。LinkedInなどのビジネス向けSNSでは、利用者が転職やスキルアップのために自分の経歴や職務内容を公表しています。自分が就職するかもしれない企業の社員が、どんな業務に携わっているかをチェックできる他、ダイレクトメッセージを送れば質問もできるのでおすすめです。

【就職先の決め方】複数社から内定をもらっている人

面接中の男女

すでに複数社から内定をもらっている人は以下のポイントから就職先を考えてみてください。

1.就活の軸に照らし合わせる

まずは自身の就活の軸に照らし合わせましょう。就職活動をはじめるときに自身の強み・弱み・価値観を明らかにする自己分析や、働くうえで大切にしたい・これだけはゆずれないと考える就活の軸が見つかっているはずです。改めて就活の軸に立ち返り、職場環境や事業内容がマッチしているかを考えます。就活の軸に沿わない就職先では、入社後にミスマッチを感じたりモチベーションが低下したりするでしょう。早期退職を招く原因にもなるので、まずは就活の軸を振り返ってみてください。

2.企業規模から考える

従業員数や資本金、売上利益などをもとに企業規模から就職先を選ぶのも一手です。企業規模が大きい企業なら、事業形態が安定しているので長く働き続けられたり福利厚生や研修制度が整っていたりするケースが多くあります。また万が一配属先が合わないと感じても、異動によって別部署・事業に挑戦できたり転職時に有利になったりするかもしれません。就職先を選ぶときに、企業規模の大きな企業は有効な選択肢です。

一方、企業規模の大きさを魅力に感じない人もいます。自由度高くさまざまなことに挑戦したい人や若手のうちから積極的に事業を動かしたいと考える人には、企業規模の大きな企業は窮屈に感じられるかもしれません。企業規模の大きさは事業内容や社内風土を知る指標にもなります。自身の傾向に照らして企業規模を参考に考えるとよいでしょう。

3.習得できるスキルからキャリアプランを練る

複数の就職先で悩んでいるなら、よりスキルが身につくと考えられる就職先を選ぶとよいでしょう。仕事をすればスキルや経験が身につきますが、就職先によって得られるものはさまざまです。手に職をつけられる仕事や特別な経験が得られる職業、転職しても生かせるスキルを身につけられれば、その後の人生の選択肢が広がります。

就職先を決めるときに大切にしたいのがキャリアプランです。将来の理想像を明確にして、実現のために具体的な行動計画を練るキャリアプラン。キャリアとは、仕事を含めた広く人生における経験をさします。どのような場所でどのような暮らしをおくりたいか、そのときにどのような仕事をしているのが理想的か、将来像を考えることが大切です。キャリアプランを考え、これから選ぶ就職先がその第一歩となるように選択するとよいでしょう。

複数の内定先で迷った時は

複数の内定先に迷う女性たち

既に内定を複数もらっていて、どこに就職すべきか迷った時はどうしたらいいのでしょうか。複数の企業を魅力的に思って悩んでいる場合と、どの企業も魅力的に見えなくて迷っている場合の2パターンに分けて考えてみましょう。

複数の企業を魅力的に思っている場合

2社以上から内定をもらっており、かつ複数の企業が魅力的に思える場合は、それぞれの企業の悪い面を見つけてみましょう。これから就職するかもしれない企業の悪いところ探しには気が乗らないかもしれませんが、この行程を行うことによって自分が本当に選ぶべき企業が見えてきます。

なぜ良いところ探しではなく悪いところ探しなのかというと、複数の企業が魅力的に見えている理由には、「自分に好意を持ってくれたところに好印象を持つから」というものがあるからです。内定を出してくれた企業に対して良い印象を持ちがちなので、どこも魅力的に見えてしまうわけです。

そのため、あえて悪いところを探し、消去法で就職先を決めていく方法が最も適切と言えます。 お給料や休日が同程度良いのなら、やりがいや仕事内容、福利厚生など、別の角度から企業を見てみることがポイントです。

どの企業も魅力的に見えない場合

就活では、本命から内定をもらえるとは限らないため、いわゆる滑り止めとしてたくさんの企業の面接を受けます。結果、あまり魅力的に思えない企業から内定をもらうこともあるでしょう。複数の企業から内定をもらったは良いものの、どこにも魅力を感じない場合は、再度自己分析や企業研究をしてみましょう。

第一希望から内定をもらえなかった場合でも、就職先は選ばなければいけません。すると、就職することだけがゴールとなってしまいます。適当に選んでは後悔するかもしれないので、より自分の希望条件に合った企業をきちんと見極めておきましょう。

具体的に調べたい項目は、平均勤続年数や転勤回数、関わりたい部署への配属可能性です。平均勤続年数が10年以下だと、何かしら企業に不満があって転職する人が多いという可能性が高いので要注意です。住む土地が変わることにそこまでの抵抗を感じない場合は良いのですが、転勤回数が多いことが働く上でのネックになることもあるでしょう。

また、就活をしている時に興味を持った部署には、必ず配属されるのかも調べておく必要があります。 どうしても魅力を感じられない時は、転職を視野に入れて就職先を選ぶ方法もあります。要は、自分が欲するスキルを磨ける企業を選び、本命選びはもう少し先に取っておく作戦です。

同じ職種や業種であれば、転職先は経験値を高く買ってくれます。即戦力になりえる人であれば重宝するので、虎視眈々と力を蓄えておくのも一つの手ですね。 就活時にOB、OG訪問をしていない場合は、内定をもらってからでも良いので先輩に会いに行ってみてください。ネットでは知ることができないリアルな情報をゲットできるので、その結果から複数社を比較して就職先を決めると良いでしょう。

就職先の決め方の決定版!多くの就活生が実践する就職先の決め方はコレ

スーツ姿の人混み

人材情報サービスを提供するキャリタス就活(株式会社ディスコ)が実施した「2024年卒11月後半時点の就職意識調査」によると就職先の決め方に以下のような傾向が見られました。就職先の選び方に悩んでいる人は参考にしてみるのもよいでしょう。

こだわりのポイントから決める

企業選びの軸としてよくあげられる「社風・人」、「仕事内容」、「給与・待遇」、「勤務地」、「企業規模」のうち、「社風・人」と「仕事内容」にこだわりをもつ学生が9割を超える結果になりました。また「給与・待遇」は2年前に比べ「強くこだわる」が7.6ポイント増加しています。

生きていくためにはどうしてもお金が必要であり、これから支払っていく税金も増えます。就活をするにあたり、住民税や所得税など、自分が払っていく税金はいくら必要なのか調べてみるのもおすすめです。

「企業規模」にこだわる学生は、2年前から約5ポイント増加し、2022年は6割を超えました。これらはほかの項目と比較して大幅な増加です。働き方改革の推進や新型コロナウイルス禍の対応を受けて、より安定した企業に就職したいと考える学生が増えていると考えられます。

こだわりのポイントは人それぞれです。しかし自身がこだわるポイントと企業がマッチしていなければ、モチベーションの低下や早期退職につながります。なにを重視して就職先を選ぶかを明らかにして、しっかりと企業研究を行うことが大切です。

ただ、ここでひとつ注意しなければならないのは、こだわりポイントは自分の成長とともに変わることもあるという点です。 中学生の時になりたかった職業、叶えたかった夢は、今もそのまま変わらないでしょうか。職業や夢以外にも、いろいろなことを経験したことによって変わった価値観はあるでしょう。

そしてその考え方は、今と未来とでも変わっていく可能性が十分にあります。 会社を選ぶ際は、こだわりも変わっていくものだと認識しておきましょう。その中でも、自分を形成する核となる考え方や、小さいころから一貫して変わっていない価値観で会社選びをすることをおすすめします。

インターンシップや業界研究で興味を持つ

第1志望としている業界について、志望するに至ったきっかけは「インターンシップや仕事研究プログラムに参加して興味を持った」が半数を超え、圧倒的に多い結果です。インターンシップなどのプログラムに参加したり、業界について詳しく調べたりするなかで、自分の志向や適性を確認し、第1志望として意識するようになった学生が多いことがうかがえます。

特にインターンシップへの参加は就職志望の強い動機づけになるようです。これから就職先を選ぶ人は、まずインターンシップへ参加して、さまざまな業界・企業を知ると選択肢も広がるでしょう。

見落としがちな就職先の決め方の注意点

頭を抱えるスーツ姿の男性

就職活動を進めるうえで、誰しも就職先を1社にしぼらなければいけません。ただし就職先を決めるときにやりがちな注意点があります。これらの注意をおこたると就職後のミスマッチにつながりかねません。以下の3つのポイントを意識して就職先を決めてください。

1.出会った社員の「人柄」で決めない

人事やインターンシップで出会った社員に憧れて入社するのは要注意です。実際に企業選びの軸として多くあげられる「社風・人」ですが、就職活動で出会った企業の人が、その企業の「社風・人」に直結するとは限りません。

入社後、実際に一緒に働く人はまだ見ぬ配属先の社員です。現場の社員と話ができるプログラムに参加したり、学生時代の先輩が所属している場合は社内の雰囲気や人間関係をたずねたりしてみるとよいでしょう。

実際に出会った社員の人柄にひかれて「あの人のようになりたい」と感じるのはよいことですが、一緒に働けるかはわかりません。出会った社員の人柄を企業の「社風・人」と混同しないよう、慎重な就職先選びをしてください。

2.福利厚生や内定条件をチェック

就職先を選ぶときに重視したい福利厚生や内定条件。給与や賞与、有休や育休などの条件・制度面をしっかりとチェックしておきましょう。想定年収が高くてもその多くはインセンティブで、基本給は低いというケースもあります。また制度が整っていても取得率が低ければ、実際には使いづらいこともあるでしょう。福利厚生や条件面は取得率など実際の数字も調べてみてください。

くるみんマークを取得している企業は育休取得の実績があります。子育て支援など一定の基準を満たした企業や法人が厚生労働省により認定されるくるみんマーク。制度の整備ばかりでなく取得実績も加味されるため、子育てに積極的に参加したいと考えている人や将来的には仕事と子育てを両立したいと考える女性はチェックしてみてください。女性の活躍推進という観点ではえるぼしマークにも注目するとよいでしょう。

3.知名度の高さにとらわれない

就職先の決め方として重要なのは、自身の就活の軸やキャリアプランに沿った企業を選ぶことです。安定性や給与の高さという観点から、知名度や企業規模の大きい企業を選ぶ人もいるかもしれません。もちろん、就活の軸として「知名度の高い企業」や「給与が高い企業」をあげるなら就職後も納得して働けるでしょう。しかし「自由度高くさまざまなことに挑戦したい」や「若手のうちから積極的に事業を動かしたい」と考える人にとっては、必ずしも知名度や企業規模の大きな企業がマッチするとは限りません。

まずは自身の就活の軸やキャリアプランを振り返りましょう。将来の理想像を明確にして、実現のために具体的な行動計画を練る必要があります。知名度の高い企業は親や友人、先輩が強くすすめることもありますが、まずは自分がどのような暮らしを実現したいか、そのためにどのような企業に就職するべきかを考えることが大切です。周囲の意見も参考に、とらわれすぎずしっかりと考えてみてください。

健康経営優良法人もおすすめ

笑顔で仕事をするスーツ姿の男女

健康経営優良法人を選択の指標にするのも一手です。健康経営優良法人とは経営理念にもとづいて、従業員の健康維持・増進に取り組むことで業績や組織の価値向上につなげている企業のこと。経済産業省では健康経営銘柄制度を設けて、健康経営に優れた企業を選定しています。

健康経営優良法人では従業員の身体的・精神的健康の維持はもちろん、働き方改革やワーク・ライフ・バランスが見直され、健康かつ生き生きと働く職場づくりが行われています。福利厚生や社風を重視する人は健康経営優良法人をチェックしてみるのもよいかもしれません。ただし健康経営優良法人は一定のガイドラインのもとに認定されますが、取り組み方は企業によってさまざまです。企業研究などで企業のホームページをチェックしたり企業訪問で健康経営の取り組みについてたずねてみたりすると具体的な取り組みが見えてきます。自身の希望にマッチする就職先を選んでください。

後悔のない就職先の決め方|自己分析や就活の軸をしっかり組み立てよう

社会人になってから後悔しないための就職先の決め方についてご紹介しました。自分に合った選択をするためにはキャリアプラン設計や、自己分析が重要です。就職先の決め方に悩んだら、他者の意見や情報にまどわされず自身が最も重視することを考え直してみましょう。今回ご紹介した3つのポイントを参考に、後悔のない選択をしてください。

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