- ビジネススキル
- 2022.10.05 (最終更新日:2022.10.06)
仕事で成果を出す人と出せない人の特徴とは?成果を出すための行動や習慣もご紹介
「仕事の成果を出すために必要なのは、能力と努力だ」という意見があります。しかし実際のところは、
- 努力しているのに、仕事で成果が出ない
- 仕事の能力は、他の人と変わらないはずなのに、なぜ自分は成果を出せないのだろう?
- 他の人と自分との違いは何だろう
といった悩みを持っている人も多いのではないでしょうか。この記事では、仕事で成果を出す人と出せない人の特徴をそれぞれご紹介します。仕事で成果を出すために心がけるとよい行動や習慣についてもあわせて解説していますので、仕事で成果を出したいという人の参考になれば幸いです。
仕事で成果を出す人の特徴4点
1.仕事の目的を明確に理解している
仕事には必ず目的があります。目的とは、仕事において最終的に到達するべきところです。目的を明確に理解している人は、その目的のために自分は何をするべきかもきちんと理解しています。そのため、求められた結果を出すことができて、成果を出すことができるのです。
2.自ら積極的に行動できる
仕事で成果を出す人は、上司からの指示を待つだけではなく、自ら積極的に行動できます。これは自分勝手とは別であると考えてください。
常に「次は何をするべきか」を考え、自分から上司に、報告・連絡・相談を持ち掛けられる人が成果を出せるのです。
3.コミュニケーション能力が高い
基本的に仕事は1人ではなく、チームで行います。そのため、上司や同僚、取引先といった「自分以外の他者」とのコミュニケーションは欠かせません。
仕事に関する情報を共有して、円滑に進めるためにも、コミュニケーション能力は不可欠です。
4.当事者意識が高く、自責思考である
仕事で成果を出す人は、自分が担当している仕事について「自分もこの仕事の一員である」という当事者意識を高く持っています。
そのため、何かトラブルがあった場合も他の人や環境のせいにはしません。自分自身の改善点を探し、対処することができます。
トラブルの原因は自分以外であると考えていると、成果を出すのは難しいでしょう。
仕事で成果を出せない人の特徴4点
1.考えすぎて行動するまでに時間がかかる
仕事で成果を出せない人の場合、考えすぎてしまっている可能性があります。「ミスしないためには、どのように進めるとよいのか?」といったことを、深く考えこんでしまうのではないでしょうか。
このように考えすぎてしまうと、行動する時間が減ってしまいます。その結果、実際の仕事にかける時間が少なくなり、焦ってミスを引き起こすケースがあるのです。
2.仕事に時間をかけすぎている
仕事に着手したとしても、毎日残業するなど時間をかけすぎる人は成果を出しにくいです。
成果と時間は無関係と思われる人もいらっしゃるかもしれません。しかし、限られた時間で仕事を進めるようとする姿勢は、仕事の効率化及び改善点を見い出すことにつながります。
その結果、仕事で成果を出しやすくなるのです。
3.プライドが高い
仕事で成果を出せない人の特徴の1つが、プライドの高さです。
「自分は間違っていない」と考え続け、自分のやり方に執着してしまうと、よりよい方法を見逃してしまいます。
仕事がうまくいかないときや、上司や同僚に相談し、そこから得られたアドバイスを素直に受け入れることも大切です。
4.自分1人で仕事をしようとしている
自分1人で仕事を抱え込んではいませんか?どんなに仕事ができる人でも、1人だけで行える仕事量には限界があります。
そのため、期日までに仕事が終わらないということが生じ、仕事相手や上司及び迷惑をかける危険性もあるのです。これでは、成果を出すことはできません。
あくまでも「仕事はチームで行う」という意識が大切です。
仕事で成果を出すために必要な行動及び習慣4点
1.成果を出している人を観察し、真似てみる
上司や先輩、同僚、後輩など、実際に仕事で成果を出している人を観察してみましょう。観察することで、
- なぜその人は成果を出しているのか
- 自分の仕事ぶりとはどこが違うのか
が分かります。
成果を出すためのポイントが分かったら、それを真似してみましょう。真似をすることで、成果を出すための行動や思考パターンが、少しずつ身についてきます。
2.人の意見を素直に取り入れる
仕事で成果を出せない人は、自分の意見ややり方に執着しがちです。しかしそれでは、現状を変えることはできません。上司や同僚からアドバイスを受けたら、素直に取り入れてみてください。アドバイスをメモして、忘れないようにすることも大切です。
3.失敗は経験として考えて、積極的に行動する
仕事で失敗することは、誰にとっても怖いことです。しかし、失敗を恐れて行動しないのであれば、仕事は進みません。
もし失敗をしたときは、悔やむだけではなく、失敗した原因を考えることが必要です。失敗の原因を理解し改善していくことで、失敗は経験に変わります。
成果を出すためには、積極的な行動が必要です。
4.上司や同僚と積極的にコミュニケーションをはかる
上司や同僚とのコミュニケーションは、仕事においてとても大切です。コミュニケーションが少ないと、仕事の進捗状況や必要な情報を共有できません。それは大きなマイナスになります。
報告・連絡・相談、いわゆる「ほうれんそう」をマメに行うことも、大事なコミュニケーションです。
仕事で成果を出す人の特徴を知り、早速自分自身に取り入れてみよう
この記事では、仕事で成果を出す人・出せない人の特徴と、成果を出すために必要な行動や習慣をご紹介しました。自分には能力がないから成果を出すことは無理とあきらめる必要はありません。成果を出している人と自分の差を理解し、自分に足りないものは積極的に取り入れてみましょう。
これも必要な行動の1つです。
自分のやり方に固執したり、1人で仕事を抱え込んでも成果は出せません。素直な心と積極性、行動力やコミュニケーションを大切にして、仕事に向き合ってみましょう。今までよりも少しずつ、成果を出せる自分になっていきますよ。
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