- ビジネススキル
- 2022.09.25
おすすめのハードスキルとは?活かすために必要不可欠なソフトスキルやメタルスキルも紹介
- 目次
就職活動や転職活動で見かけることが多いかもしれない「ハードスキル」。ハードスキルは自分の才能を示すものであるため、持っているスキルは可能な限り履歴書に書きたいところです。しかし、ビジネスで活かせるスキルにはハードスキルのほかにもソフトスキルやメタルスキルがあります。
これからスキルアップしていきたい人や就職活動・転職活動している人に向けて、仕事で活躍するために必要なスキルについてご紹介します。
ハードスキルとは
ハードスキルとは、これまでに勉強して身につけたり、業務のなかで習得したりすることができる専門的なスキルのことを言います。具体的には機械の使い方やツールの操作方法、語学力や資格などです。
客観的に評価されやすいため、職場で活かせるハードスキルを持っていると、就職活動の際に面接官へアピールしやすいでしょう。転職直後でもすぐに活躍できる可能性があります。転職する予定がない場合でも、キャリアアップにはハードスキルを身につけることが必要不可欠なこともあり、専門的な仕事には欠かせないスキルです。
ハードスキルの種類
ハードスキルは種類が豊富です。下記では一般的なハードスキルをご紹介します。
複数言語の語学力
これからの国際社会で活躍していくには英語が欠かせません。英語を身につけていれば、同じ企業を受けた同期入社の人と差別化され好待遇も期待できます。どのような職種でも重宝されることでしょう。なかには英語が話せなければ応募資格を得られない企業もあり、語学力があると受けられる企業の選択肢が広がる可能性があります。
英語だけでなく、別の言語の語学力もあれば仕事をしていく上で大きな武器になります。
クラウドコンピューティング
さまざまな分野でクラウドコンピューティングが利用され始めており、クラウドに精通した職業として「クラウドエンジニア」が注目されています。クラウドエンジニアは、クラウド上のサーバー設計・構築・整備・運用など、社内のインフラを整えるのが主な仕事です。
エンジニアとしてキャリアアップしていく場合は、サーバーやネットワークの知識のほか、クラウドの知見も習得することで活躍の場が広がるでしょう。
プログラミング
IT業界は人材不足と言われています。プログラミングのスキルがあれば、仕事に困ることはないとも言われています。プログラミングに精通していれば良い条件で就職でき、スキルを高めていけばその後の年収も上がりやすく昇給アップが狙えるスキルです。
これからもどんどんIT化は進んでいくことが予想されるため、日本だけでなく世界規模で活躍できます。経験を積むことで独立、起業もできるでしょう。
データサイエンス
データサイエンスとは、データ分析・解析して有益な知見や価値を見出す学問です。知見をもとに課題解決などに取り組むことができます。
データサイエンスにより価値を提案できる「データサイエンティスト」は、まだまだ新しい職業で、データや情報が溢れる現代の社会で人材は不足していると言われています。データを収集してフォーマット化することはさまざまな分野で需要があり、将来性が高いと言えるでしょう。
UI・UXデザイン設計
UIとは簡単にいうとWebサイトのデザインのこと、UXとはサービスを利用した際の経験や体験のことを言います。それぞれ内容は異なりますが、UIとUXは深く関係しており、Web制作にはなくてはならないスキルです。
UI・UXデザイン設計は、UI・UXデザイナーが不在であればディレクターやフロントエンジニアが担うことも多いです。Webディレクター、プロジェクトマネージャー、Webプロデューサー、とWeb業界でキャリアアップしていくなら、持っていて損はないスキルと言えるでしょう。
ハードスキルを身につける方法
勉強する
語学力などのハードスキルは、自分で勉強して身につけることができます。TOEICやTOEFLなどを受験すると、目標達成のためにモチベーションを維持しやすいでしょう。合格した場合、実力もアピールできるため、おすすめです。
ほかにも、自分の仕事に活かせる専門分野を勉強すれば、担当業務を超えて包括的にその分野を理解できるため、効率よく仕事を進めることができます。
研修に参加する・スクールに通う
研修に参加したり、社外の社会人スクールに通ったりすることでも知識を深めることができます。普段は関わらない人から新しい刺激を受けたり、専門の講師陣から新しい情報が習得できたりすることで、スキルに磨きがかかることでしょう。
資格を取得する
専門知識を深めるために資格を取得するのもいいでしょう。自分の知識やスキルを深めることができ、昇格や昇給にも影響があるかもしれません。また、就職や転職でも有利になる可能性があります。
副業する
企業によっては副業を禁止している場合もありますが、可能な場合は副業することで経験の機会を増やすことができます。
本業では未経験でも副業で経験を積むことで実力も身につけることができるでしょう。現在とは全く異なる業界への転職を考えている場合、未経験者としてまずは副業としてはじめて、スキルアップを目指す方法もあります。
ハードスキルと比較されるソフトスキル
ここまでハードスキルについてご紹介してきましたが、ビジネスで必要なのはハードスキルだけではありません。ハードスキルと比較され、近年注目されている「ソフトスキル」について解説します。
ソフトスキルとは、ハードスキルのように目に見えるスキルではありません。例えばコミュニケーション力、リーダーシップ力、交渉能力、などがソフトスキルと言われるものです。人間関係を築くことにもつながり、ヒューマンスキルと言うこともできるでしょう。学んだり資格をとって習得できるものではなく、個人の性格や特性によってスキルの高さが決まるとされています。
ビジネスにおいては、ハードスキルと合わせてソフトスキルも必要です。
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ハードスキルとソフトスキルの違い
ハードスキルとソフトスキルはには、どのような点で違いがあるのか整理してみましょう。
活躍の場
2つのスキルは、スキルを活かして活躍できる場が異なります。専門分野で活かせるのがハードスキル、分野に関わらずどこでも汎用的に活かせるのがソフトスキルです。
ハードスキルは知識がベースで、ソフトスキルはノウハウがベースとされています。ハードスキルは専門性が高いことから、分野や職種が特定され活躍の場が限定されることがあります。一方ソフトスキルは、基本的にどの分野や職種でも活かせるスキルです。異なる業界へ転職したとしても武器となるスキルと言えるでしょう。
評価のされ方
2つのスキルは評価のされ方が異なります。
ハードスキルは評価の指標が明らかでわかりやすく示されます。資格の級数やテストのスコア、ツールをどこまで使いこなせるかなど、公平に評価がされやすいスキルです。一方ソフトスキルは、定性的で多くの場合数値化ができません。ソフトスキルの習得やスキルアップを目標設定した場合は、達成度の評価が難しいため、プロセスを評価することも必要になってくるでしょう。
メタルスキルも知っておこう
ビジネスに必要とされるスキルとしてハードスキルとソフトスキルがよく知られていますが、もうひとつ、「メタルスキル」についても知っておきましょう。
メタルスキルは修得するには時間が必要で、「スキルを使いこなすスキル」と言われています。メタルスキルもソフトスキル同様、数値で表す定量化が難しいスキルです。
ビジネスでは、ハードスキル・ソフトスキル・メタルスキルをバランスよく身につけることが求められます。目的や場面に応じて、必要な知識や能力を発揮できるようしっかりモノにして磨き続けることが大切です。
スキルを磨いてビジネスシーンで活躍しよう
ビジネスで活躍していくには、ハードスキルだけ、ソフトスキルだけ、と限定するのではなく、それぞれのスキルを高めることをおすすめします。
健康経営を行う企業では、個人一人ひとりの特性を活かして生産性の向上に努めるところもあるでしょう。スキルは就職や転職でも大きな武器になります。もし現状で自分の能力が活かし切れていないなら、成長できる企業への転職を検討してみてはいかがでしょうか。
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