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  • 2022.08.10

社員の心身の健康維持を強力サポート!トヨタ自動車北海道株式会社の取り組みをご紹介

腕を組む会社員
目次

社員の心身の健康維持を強力サポート!トヨタ自動車北海道株式会社の取り組みをご紹介

トヨタ自動車北海道株式会社は、1991年に設立された北海道苫小牧市にある会社です。企業の持続的成長のために、従業員の心身の健康維持・推進が重要な経営課題であるとの認識のもと、健康経営を推進しています。

トヨタ自動車北海道株式会社について

車を製造する従業員

トヨタ自動車北海道株式会社は、北海道の中核都市の一つである苫小牧市にあり、北海道で唯一のトヨタのものづくり拠点です。苫小牧西部工業地帯に位置し、用地面積は約31万坪、建物面積は約9.2万坪で、広大な敷地にオフィスと5つの工場があります。2022年3月期の売上高は1,889億円、2022年5月1日時点の従業員数は3,567人です。

企業理念の冒頭には、「内外の法及びその精神を遵守し、社会から信頼される企業市民をめざすとともに、地域に根ざした企業活動を通じて、経済・社会の発展に貢献する」と掲げています。

提供サービス

主な事業内容は、自動車部品の製造です。地域に根ざしながら、国内外の車両工場へ自動車部品を供給し、低燃費かつ環境に優しいクルマづくりに貢献しています。

生産品目は、以下の通りです。

  • オートマチックトランスミッション
  • CVT
  • ハイブリットトランスアクスル
  • トランスファー
  • 鍛造部品

最近ではDX(デジタルトランスフォーメーション)を積極的に推進し、IoT技術を生産ラインに導入するなど、抜本的な業務改革に取り組んでいます。

さらに、将来の脱炭素社会実現のため、次世代電動車に対応するための技術力強化や工場のカーボンニュートラル達成に向けて取り組んでいます。具体的には、日々の省エネだけではなく、北海道の地域特性を生かした再生可能エネルギーや水素などの新エネルギーの活用などがあります。

業務内容

トヨタ自動車北海道株式会社で働く人の業務内容は、主に事務職と技術職に分かれています。

事務職は、総務部と経営管理部に分かれています。総務部は安全健康推進室、人事室、総務室などがあり、経営管理部は生産管理室、経理・調達室があります。それぞれの部署に大きな責任があり、変化の真っ只中にある自動車業界を支えるべくやりがいを持って働いています。特に事業主体が自動車部品の製造であるため、それぞれの部署で先々の生産動向や社会全体の流れなども踏まえて、新たな取組みや業務効率化の企画立案なども求められる業務の一つです。

技術職は、大きく品質管理部と技術部に分かれています。品質管理部は、品質技術室、品質監査室があり、技術部はユニット計画室、ユニット製造技術室、部品技術室、総括室があります。世の中に存在するたくさんの車にトヨタ自動車北海道の製品が使用されていますが、その製造を技術的に支える大きなやりがいがあります。さらに、最新技術を学びながらこれまでにない製造ラインの開発を行うなどで、より効率的に良い製品を製造することができます。学んだことをどんどん業務に活かすことができて、現場でのものづくりに興味がある人が力を発揮していけます。

さらに、事務職と技術職がお互いに支え合って仕事を進める上で、その両方に携わるアドバンスドBCD・企画推進室も設けています。

トヨタ自動車北海道株式会社の健康経営

仕事に励む会社員

ホワイト500に認定

トヨタ自動車北海道株式会社では「モノづくりは人づくり」を基本として、従業員が最も貴重な経営資源であると考えて健康経営に力を入れています。従業員の健康維持・増進を重要な経営課題として捉え、一人ひとりがしっかりと能力を発揮して意欲的に仕事をするベースは、心身の健康であるという考えが大きな特徴です。法に基づいた定期検診の100%受診はもちろん、生活習慣病予防のための様々な施策、メンタルヘルス対策における制度や教育の充実、アフターケアに取り組んでいます。

アクティブ30という取り組みでは、生活習慣病リスクが高くなる30歳代の従業員のうち、対象者にBMI低減や予防的対策を充実させ、食生活改善・運動数感定着につなげる活動を展開しています。また特定保健指導・栄養指導では、BMIが25以上や従業員を対象に、きめ細かな指導を実施しています。

健康の保持増進のための施策や取り組みが評価されて、2018年以降は経済産業省によって健康経営優良法人(ホワイト500)に認定されています。

会社全体で社員の健康を強力にバックアップ

トヨタ自動車北海道株式会社では、2025年ビジョンとして「チームトヨタそして北海道になくてはならない会社になる」という方針を掲げています。その実現に向けて、大きく三本柱の健康方針を策定し、禁煙、BMI低減、メンタルヘルスへの対策に力を入れています。推進するための組織体制も整備されており、安全衛生委員会を中心に、様々な施策の審議や決定、進捗確認や評価を継続的に行っています。さらに健康維持・増進手当を導入し、会社の予算をきちんと確保して従業員の心身の健康維持・増進を進めていることがわかります。

禁煙、BMI低減、メンタルヘルスの三本柱

禁煙率向上のための施策は、以下のような取り組みがあります。

  • 禁煙出前講座、語りかけ寄り添い活動(全喫煙者への面談など)
  • 産業医などによる禁煙講演会の開催
  • 禁煙サポート(オンラインプログラム、禁煙外来受診費用補助など)
  • 会社敷地内全面禁煙

BMI低減のための施策は、以下のような取り組みがあります。

  • 食生活改善(食堂との連携、構内自販機内容の変更など)
  • アクティブ30で対象者へのアプローチ
  • プロ選手などを講師に招いたアスリートイベント
  • 対象者向け特定保健指導

メンタルヘルスに対する施策は、次のような取り組みがあります。

  • 実施率100%のストレスチェック実施
  • メンタルヘルス研修
  • 心とカラダの相談室設置(産業医・保健師による悩み相談)
  • 厚生労働省のマニュアルに沿った休職者支援

充実の職場・生活環境

ハートを持つ男性

ゆとりある働き方

フレックスタイム制を導入し、業務ボリュームに合わせて就業時間の配分や始終業時刻の選択を自己管理に委ねることで、従業員の自主性を尊重しています。休暇も充実しており、完全週休二日制で、年3回の長期休暇や年次有給休暇があります。特に年次有給休暇は平均取得日数18日で、従業員がオンオフのメリハリを大切に働いていることがわかります。仕事と生活の両立支援制度も整えられており、育児・介護を支援する制度は取得者も多く、復帰後も第一線で活躍していることが特徴的です。

充実した福利厚生

トヨタ自動車北海道株式会社が健康経営に力を入れていることは、福利厚生の充実にも表れています。社内の保健施設には常に産業医と保健師がいて、健康診断やワクチン接種、禁煙活動のサポートなどを行っています。

運動面では、敷地内に運動施設があり、トレーニング室ではランニングや筋力トレーニングができます。立派なアリーナもあり、フットサルやバドミントンなどの様々なスポーツを楽しめます。食事面では、社員食堂があり、たくさんのメニューから自分で選び工夫して健康管理をしてくことができます。食堂では、低カロリーメニューは季節のイベントメニューなど、食事を楽しみながらBMI低減にも役立てられます。

その他にも企業主導で保育園を設置するなど、生活と仕事の両立を会社全体で支えながら、従業員一人ひとりが力を発揮して活躍できる環境が整えられています。

各種研修を受けて自信を持って働く

トヨタ自動車北海道株式会社では、研修制度も充実させることで、自信を持って生き生きと働くことをサポートしています。

新入社員研修では、約5ヶ月間の研修で基礎知識を固め、活躍していくためのベース作りができるカリキュラムが組まれています。階層別研修では、年次や階層によって必要になってくるスキルの習得・向上支援のため、様々なプログラムが用意されています。研修ではロジカルシンキングやトヨタ式問題解決スキルなどを身に着けていくことができ、無理なく仕事の幅を広げていくことを可能にしています。

一人ひとりを大切にする会社で自分らしく

トヨタ自動車北海道株式会社では、健康経営に力を入れており、さまざまな取組みや制度、福利厚生が充実しています。従業員を最も貴重な経営資源として、人があってのモノづくりであることを実践している魅力ある会社で、今後も期待が高まる企業と言えるでしょう。

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