• 健康経営
  • 2022.08.08

宮城スバル自動車株式会社の取り組みをご紹介!従業員と家族の健康を考えた健康経営とは?

ビジネスマン
目次

「自動車メーカーに就職・転職したい」 「でも自動車メーカーはノルマが大変そう」 「工場勤務は重労働で体への負担が大きいのでは?」 このような不安や悩みを抱えている人もいるのではないでしょうか?

今回ご紹介する「宮城スバル自動車株式会社」は、健康経営優良法人の認定を受けた企業です。健康経営宣言に基づき、社員と家族の健康を第一に考え、生き生きと働ける職場づくりを進めています。

この記事では、宮城スバル自動車株式会社の健康づくりに関する取り組みや、生き生きと働ける環境づくりの取り組みをご紹介します。ぜひ最後までご覧ください。

宮城スバル自動車株式会社とは

自動車展示場・屋外

会社概要

宮城スバル自動車株式会社は、宮城県仙台市宮城野区に本社がある自動車会社です。1959年5月に設立され、2022年4月現在従業員数が301名となっております。 資本金は8,000万円で、2021年度の売上高は88億円でした。

事業内容

主な事業内容は以下の4つです。

  • 新車・中古車の販売
  • 純正部品・用品の販売
  • 自動車整備
  • 損害保険代理店業務

経営理念

スバルグループの経営理念は、「“お客様第一”を基軸に『存在感と魅力ある企業』を目指す」です。 安心と愉しさを提供し、笑顔をつくる会社でありたいと考えています。

社員の健康づくりに関する取り組み

健康管理 健康診断の結果

宮城スバル自動車株式会社は、令和2年8月1日に健康経営宣言を定めました。内容は「社員とそのご家族の心身の健康を第一に考え、生き生きと働ける職場づくりに努める」というものです。

2021年度には、健康経営優良法人の上位500法人である「ホワイト500」に認定されました。
また2022年度には、健康経営優良法人の「大規模法人部門」に認定されています。

ここでは、社員の健康づくりに関する取り組みをご紹介します。

軽運動実施

毎日、朝礼前にラジオ体操を実施しております。仕事に集中するためのウォーミングアップが目的です。

健康診断

毎年健康診断を実施しており、費用は全て会社負担です。健診受診率は2019年度から2021年12月時点まで100%を維持しています。

再検査受診率は、2019年度が92.6%、2020年度が100%、2021年度は100%の見込みです。

人間ドックの結果から40歳以上の健康状態を見ると、高血圧・脂質異常症・糖尿病のリスクがある人の割合が増えています。これらの生活習慣病リスクを軽減するため、生活習慣改善のための支援が必要です。

心の健康づくり

生き生きと働くための心のケアとして、毎年のストレスチェックを実施しております。2018年から2021年度までの平均実施率は、99.4%です。

管理者に対しては、ハラスメント研修・エンゲージメントサーベイランス研修を実施しております。研修で学んだことを活かし、社員1人1人と向き合いながら、より良い職場環境つくりを進めています。

感染症予防対策

インフルエンザや新型コロナウイルスなどの、各種感染症に対する主な取り組みは以下のとおりです。

  • インフルエンザ集団予防接種
  • 手洗い・うがい
  • 換気
  • アルコール消毒
  • 検温
  • 飛沫防止のためのアクリルボード設置

歯科検診受診を推奨

各種感染症や糖尿病などの全身疾患と深い関係にあるのが、歯周病です。
宮城県では、各市町村で成人の歯科検診を実施しております。

宮城スバル自動車株式会社では、社員に対して、居住地で行われている歯科検診の受診をすすめています。

生き生きと働くための環境づくり

ガッツポーズのビジネスマンと微笑むビジネスウーマン

宮城スバル自動車株式会社における、健康経営のもう1つの柱が「生き生きと働くための環境づくり」 です。ここでは、5つの取り組みをご紹介します。

完全週休2日制の導入

2021年4月から、東北地区スバルグループで完全週休2日制が導入されました。現在は、毎週火曜日と水曜日が定休日です。

有給休暇取得促進

社員間で勤務調整を行い、年5日以上の有給休暇取得を目指しています。 また、厚生労働省が展開する有給休暇取得促進キャッチコピー「仕事休もっ化計画」を用いたポスターを作成して、積極的な有給休暇取得を推進中です。

時間外労働削減

ワークライフバランス向上のため、時間外労働の削減に努めています。Web会議導入などで業務効率化を進めているところです。

部活動への参加推進

宮城スバル自動車株式会社には、野球部・バスケ部・フットサル部・釣り部・軽音楽部・アウトドア部があります。目的は社員間のコミュニケーション促進と心身の健康づくりです。コロナ渦の影響で、活動頻度は低下しておりますが、社員同士の交流の場となっております。

熱中症予防対策

整備工場内のエアコン設置・塩タブレット・経口補水液の配布といった対策を実施しております。体調不良者減少及び作業効率向上を目指した取り組みです。

また、管理者向け健康セミナーでも熱中症予防について学びました。

2021年からの新たな取り組み

種類豊富な野菜3

高血圧・脂質異常症・糖尿病リスクが高い人が多い現状を踏まえ、2021年から生活習慣改善の取り組みを新たに2つ導入しました。

OFFICE DE YASAIの導入

日頃の食事に野菜をプラスしてもらうための取組みとして、OFFICE DE YASAI(オフィスでやさい)を導入しました。これは、オフィスに設置された冷蔵庫に、野菜を中心とした健康的な食品が届くサービスです。

カットフルーツや野菜サラダ、健康的なお惣菜を職場で食べられるため、社員の食生活改善につながります。

健康アプリの導入

16種類以上の機能で健康管理が行えるアプリを導入しました。主な機能は以下のとおりです。

  • 万歩計
  • 体重及び体脂肪率の記録
  • 食事や飲酒の記録
  • 歩数及び消費カロリーの記録
  • エクササイズ動画

アプリの活用による、健康習慣定着を目指しています。

健康経営に基づき、愛される企業を目指す

宮城スバル株式会社は、健康経営優良法人認定を始め、健康づくりに関して高い評価を受けている企業です。

健康経営宣言に基づく取り組みは、健康づくりだけではなく、社員が生き生きと働ける環境づくりに活かされています。

健康管理のサポートを受けながら働きたい人や、ワークライフバランスを考えながら働きたい人は、就職や転職の選択肢に入れてみてはいかかでしょうか。

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