- 企業紹介
- 2022.08.09
株式会社仙台銘板ってどんな会社?事業内容、取り組んでいる健康経営についてご紹介
株式会社仙台銘板は、安全を突き詰めるながら「現場」「現物」「現実」を常に直視し、建設現場などに必要となる様々な用品を販売・レンタルしている企業です。
今回は、株式会社仙台銘板の事業内容や扱っている商品、グループ会社との関りについてご紹介していきます。また、従業員の健康増進や安全な職場作りを考え、積極的に取り組んでいる「健康経営」や「SDGs」についても詳しく説明します。
株式会社仙台銘板について
株式会社仙台銘板の会社概要
「株式会社仙台銘板(せんだいめいばん)」は1969年6月13日に宮城県仙台市太白区にて設立された会社で、現在の社員数は809名にものぼります。(2022年6月1日時点)
ロゴマークはオレンジ・緑・青と、3色の翼をイメージしたデザインになっており、オレンジの翼は「安全」を、緑の翼は「環境・衛生」を、青の翼は「無限の創造」を意味しています。2001年にグループ会社3社が経営統合し、「3社がまとまることによって大きな翼となり、大きく飛翔するように」との思いが込められたロゴマークです。
会社設立初期は東北6県限定で防災業者向けに消防標識・誘導灯などの卸売りをしていましたが、現在は安全保安用品や土木資材などの販売・レンタルに加え、営業所が日本全土に置かれているなど、事業は大きく成長しました。
業務内容
安全用品や保安用品など主に、工事現場で必要となる商品をレンタル・販売しています。建築・土木資材・各種景観材の販売もおこなっています。
また「特定非営利活動法人 子どもの村東北」「日本赤十字社」「宮城県南三陸町」などへの寄付や、大規模な地震・風水害などが起きた時に速やかに救援・復旧活動をし、社会貢献活動もされています。この救援・復旧活動に関して、埼玉県比企郡吉見町と「災害時におけるレンタル資機材の提供に関する協定書」を締結しています。
取り扱い商品
「フリーダムステージ」という、工事現場に欠かせない足場も様々なサイズが用意されており、日割りの金額でレンタルすることができます。従来の足場は脚立と足場板で作られ、不安定かつ危険なものでした。そこで、極めて高い安全性・高さ調節可能のフリーダムステージという足場を使用することで、工期や労力の短縮に役立ちます。
また、特注のオリジナル看板作成や道路規制材の画像素材のレンタルなど、工事現場に必要となる業務を幅広くサポートしています。
グループ会社
「株式会社関東サイン」と「セイコウロジテム株式会社」は、2001年に提携された株式会社仙台銘板のグループ会社です。
基本的に工事看板を中心として、工事現場などで使用される保安用品のデザイン・製造を請け負っています。また、黒板・木枠トタン看板・横断幕(ターポリン)・カッティングステッカーなど、特注看板の製造・販売もおこなっています。
株式会社仙台銘板がおこなう健康経営
「健康経営優良企業2022」を取得
経済産業省と日本健康会議が共同で実施している「健康経営優良法人認定制度」で得られる「健康経営優良法人2022(大規模法人部門)」を取得しました。
従業員・求職者・関係企業・金融機関から「従業員の健康管理を経営的な視点で考え、戦略的に取り組んでいる法人」として見える化。社会的に評価を受けることができる環境を整備することを目標とした顕彰制度です。
株式会社仙台銘板が「社員の健康と幸せを追求する」という経営理念の通り、全ての事業活動において交通事故・労働災害の撲滅を最優先している企業であることが分かります。(「経済産業省 ヘルスケア産業」より)
健康優良企業である「銀の認定」を取得
健康保険組合連合会東京連合会にて、健康企業宣言をおこない、健康経営や健康づくりの取り組みを積極的におこなっている企業として認められる「銀の認定」を取得。これは、株式会社仙台銘板が健康優良企業という公的な証拠になります。
「銀の認定」を取得するには、必ず「100%健診受診」を宣言した上で、➀健診結果活用 ②健康づくり 環境の整備 ③食 ④運動 ⑤禁煙 ⑥心の健康 と、6つの項目の取り組みが必須です。(「健康保険組合連合東京連合会」より)
健康経営への具体的な取り組み
主に「従業員への意思統一」「ワークライフバランス向上に関する取り組み」「禁煙への取り組み」の3種類をおこなっています。それぞれの具体的な行動や、効果について説明していきます。
【従業員への意思統一】経営に携わっている従業員が年初に「健康宣言」し、社内のネット・掲示にて共有をします。また、経営理念を掲示しておくことや社員手帳を常に携帯するようにして、健康・安全への意識を高める働きがあります。【ワークライフバランス向上に関する取り組み】
長時間労働削減に向けて、時間外労働時間を管理職へ周知させることを徹底。さらに、社内システムを定刻で自動シャットダウンさせ、長時間の残業ができないようになっています。「ストレスチェック」と「育児休暇取得」は実施率100%、また健康相談窓口も設置されているので取りこぼした一人一人の意見にも向き合う環境が作られています。【禁煙への取り組み】
従業員が受動喫煙を受けないよう対策を徹底すると同時に、従業員の喫煙率も下げていく取り組みがされています。受動喫煙は、自分が全くタバコを吸っていなくとも喫煙者と同じ病気のリスクがあるため、健康経営をおこなっていくには強く意識しなくてはいけない内容となっています。
からだとこころ両方を保つスケジュール
【からだのケア】
4~6月頃に定期健診を受け、産業医が結果を確認してくれます。結果の内容によって「再検査」「就業制限」「特定保健指導」など、一人一人に合わせたアプローチをおこないます。
9月頃にストレスチェックをおこない、この結果によって面談が実施されます。7月には「からだとこころの管理方法」について学ぶことができる研修も用意されていることで、社内全体の健康管理の知識レベル上げることができる環境が整えられています。
ウォーキング大会実施による効果
2020年3月30日~4月12日の約2週間に渡り、個人戦でのウォーキング大会(第1回目)を開催。一斉におこなうのではなく、各自好きなタイミングで歩数測定アプリを使用して参加するので、効率的かつ運動不足解消のきっかけとなりました。
参加人数は計700人と、従業員全体の85%を超えていることから従業員の健康への意識が高まり、前向きな気持ちが強くなっているということが分かります。さらに、ウォーキング大会 第2回目には、チーム戦も導入。従業員の健康維持のために、イベントに対しての仕組みの改善を重ねられています。
株式会社仙台銘板がおこなうSDGsの取り組み
SDGsとは
SDGsとは、2030年までに目指す持続可能な開発目標(SDGs:Sustainable Development Goals)のことで、2015年9月の国連サミットにて加盟国の全会一致で採択されたのち、発展途上国・先進国に関わらず積極的に取り組まれています。
17種類の国際目標がありますのでそれぞれご紹介します。「外務省 ActionPlatformより」
2:飢餓をゼロに
3:すべての人に健康と福祉を
4:質の高い教育をみんなに
5:ジェンダー平等を実現しよう
6:安全な水とトイレを世界中に
7:エネルギーをみんなにそしてクリーンに
8:働きがいも経済成長も
9:産業と技術革新の基盤をつくろう
10:人や国の不平等をなくそう
11:住み続けられるまちづくりを
12:つくる責任つかう責任
13:気候変動に具体的な対策を
14:海の豊かさを守ろう
15:陸の豊かさも守ろう
16:平和と公正をすべての人に
17:パートナーシップで目標を達成しよう
SDGsへの具体的な取り組み
株式会社仙台銘板では、人々の安全を支える企業として 安全・環境・社会貢献を意識しながら、SDGsの達成に貢献することを目指しています。
また、大きく分けて「安全の追求」「環境への配慮」「責任ある事業基盤の構築」「地域社会との共生」「働き方改革の実現」と、計5つの取り組みを掲げていますのでそれぞれ説明していきます。
事業運営用の営業車両を約450台保有しており、安全保安用品を扱う企業として交通事故ゼロの実現に取り組んでいます。
SDGsの中では、「3:すべての人に健康と福祉を」「11:住み続けられるまちづくりを」「17:パートナーシップで目標を達成しよう」と、3つの項目にあたり、安全運転の定着・営業車への安全装置類全車両装着・安全普及活動・安全意識の醸成・災害時等業務協力に関する協定の締結などの取り組みがされています。・環境への配慮
運営上、車両の使用や大型のエネルギーを使用する商品もあり、環境に影響を与えるものを扱う企業だからこそ積極的に環境問題に取り組む必要があると考えられています。
SDGsの中では、「7:エネルギーをみんなにそしてクリーンに」「11:住み続けられるまちづくりを」「12:つくる責任つかう責任」「15:陸の豊かさも守ろう」と、4つの項目にあたり、環境に優しい商材や技術開発の促進・SDGs関連新商品の積極提案・環境に配慮した技術や素材を使用した社内用品の選定・自社でエネルギーを賄うエコカーの実現・ペーパーレス化の推進などの取り組みがされています。・責任ある事業基盤の構築
これからも社会に安全を提供し続けるには、健全・安全な事業基盤が欠かせません。公正かつ透明性のある企業として、ガバナンス・コンプライアンス・リスクマネジメント をさらに強化していきます。
SDGsの中では、「10:人や国の不平等をなくそう」「16:平和と公正をすべての人に」と、2つの項目にあたり、社内や営業所監査制度の導入・調達ガイドラインの策定・取引先と共存共栄関係の構築などの取り組みがされています。・地域社会との共生
安全に特化した活動のほかに、事業を行っている地方にてステークホルダーの方々とのコミュニケーションにより、社会問題の解決に努めます。
SDGsの中では、「7:エネルギーをみんなにそしてクリーンに」「9:産業と技術革新の基盤をつくろう」「11:住み続けられるまちづくりを」「17:パートナーシップで目標を達成しよう」と、4つの項目にあたり、産学官連携への模索・地域清掃活動への参加・地域防災パトロール・ペットボトルキャップ回収活動・フードバンクへの食料提供などの取り組みがされています。・働き方改革の実現
男性比率の高い環境ですが、性別や属性に関わらず従業員一人一人の能力が生かされ活躍できる職場となるよう、社内研修や環境整備を重ねられています。
SDGsの中では、「3:すべての人に健康と福祉を」「5:ジェンダー平等を実現しよう」「8:働きがいも経済成長も」「10:人や国の不平等をなくそう」と、4つの項目にあたり、多様な人材の採用や育成・マイノリティへの理解促進・健康への取り組み・スポーツSDGsの実施などの取り組みがされています。
長く働いていくなら健康経営へ取り組んでいる企業を選ぼう
今回は、社員の健康と幸せを追求する「健康経営優良企業2022」と、健康経営や健康づくりの取り組みをおこなう「銀の認定」を取得している株式会社仙台銘板についてご紹介しました。
また、健康経営やSDGsにも積極的に取り組み、従業員が幸せで健康的に働ける環境としてふさわしいと評価されている企業でもあります。心身の健康バランスを保ちながら、志高く長い期間働いていきたいと考えている人におすすめの企業と言えるでしょう。
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