• 企業紹介
  • 2022.08.02

社内のサークル活動や教育制度も充実!株式会社デンソー北海道の健康経営の取り組みをご紹介

ミーティングを行う様子
目次

2年連続で「健康経営優良法人~ホワイト500~」に認定された株式会社デンソー北海道。ここではその取り組みを中心に企業の魅力をご紹介していきます。

株式会社デンソー北海道

事業や家庭、森林のアイコンに虹がかかるイメージ画像

デンソー北海道は、デンソーグループのひとつとして、北海道千歳市で自動車用半導体センサの製品設計から生産まで一貫して行っている企業です。 とくに自動車用半導体センサはニーズが高まっており、技術レベルは世界トップレベルを誇ります。強みは「Simple(簡素)」「Small(小型)」「Strong(高性能高信頼性)」の3Sコンセプトです。この強みを実現しているのは80名以上在籍する理系エンジニア職です。

国内だけでなく海外の自動車メーカーにまで高品質の製品を供給しているなかで、従業員一人ひとりの成長と幸せを実現し、北海道に愛される会社として挑戦を続けています。

また、太陽光発電や雪冷房システムを導入し、クリーンエネルギーの活用やCO2削減に積極的に取り組んでいます。

会社概要

会社設立は2007年、自動車部品総合メーカー「デンソー」の新しい生産拠点として、2009年、千歳臨空工業団地で操業を開始しています。従業員は1,012名です(2020年4月時点)

自動車の安全性、快適性を高め、燃費の向上やクリーンな排気ガスを実現するといった、自動車搭載用の以下のような製品を取り扱っています。

  • エンジン油圧油温センサ
  • 吸気圧センサ
  • 排気圧センサ
  • i-ART用圧力センサ
  • エアコン用冷媒圧センサ
  • イナーシャセンサ

デンソー北海道の社員の平均年齢は30代前半です。一人ひとりが担う役割は大きく、大手の安定感がありながらチャンスの多い会社です。

千歳市を拠点とした理由

デンソーグループの国内生産拠点は、愛知県が中心でした。

進出地として千歳市を選んだ理由は、通勤圏に大都市・札幌があるためです。それにより技術・事務・技能ともに優秀な人材確保を実現しています。また、JR千歳駅から車で約15分、新千歳空港から車で約15分とアクセスがよく、苫小牧港にも近いです。物流面あるいは愛知県との交流において最適地であったことも千歳市が選ばれた理由です。

持続可能な社会づくりに貢献

デンソー北海道は、「人」「地域」「自然」を元気にする活動を行っています。

子どもたちを集め、毎年「ものづくり教室」を開催し、未来を担う子どもたちに、ものづくりの魅力を伝えています。

また、全国で初めて雪冷房を導入し、厳しい冬の間に降り積もる雪を貯めて、その冷気を空調に活用しています。そのほか、地域自然保護活動の一環として「支笏湖(しこつこ)清掃活動」に参加し、地域の自然を守っています。

健康経営優良法人2020・2021認定企業

デスクに集まり積極的に意見交換している様子

デンソー北海道は2020年・2021年と連続して、経済産業省から健康経営優良法人【大規模法人部門(ホワイト500)】の認定を受けています。

健康推進重点施策は以下の4つです。

  1. 健康意識の向上
  2. からだの健康づくり
  3. こころの健康づくり
  4. 働きやすい職場づくり

健康経営推進体制として、責任者である社長を中心に経営管理部が健康経営事務局を担っています。具体的な取り組みの内容をいくつかご紹介します。

健康増進

定期健康診断を実施し、食生活や運動習慣について目標値を設定して全社一丸となって取り組んでいます。

メタボリックシンドローム対策として、予備軍を含めて特定保健指導を就業時間内で実施し、生活習慣改善の支援をおこなっています。そのほか、「朝食を食べよう!キャンペーン」での食習慣を見直す支援、オンライン運動ブログラムの展開といった運動習慣づくりの支援などを実施しています。

2020年4月より敷地内禁煙とし、受動喫煙対策の徹底を図るとともに、オンライン禁煙プログラム等による卒煙支援も行われています。年度毎に喫煙率が見える化されていて、2015年度より年々喫煙率は減少傾向です。

メンタルヘルス

全従業員へストレスチェックが行われています。以下はその取り組みの一環です。

  • 高ストレス者面談の実施
  • 職場への結果報告と改善点への具体的なフィードバックの徹底
  • 入社時のセルフケア教育
  • 管理監督者向けのラインケア教育を実施
  • 復職支援制度として復職前のリハビリ活動や出勤シュミレーション
  • 短時間勤務からの復帰等を含んだ復職支援制度を整備・活用

現職の従業員のケアのほか、長期休業者の円滑な職場復帰を、関係部門の連携を大事にしながらサポートしています。

健康相談窓口の設置

デンソー北海道では、産業保健スタッフが常駐しています。従業員の心とからだの健康相談に随時対応し、メンタルケアや保健指導につとめ、健康増進を支援しています。

働き方改革やダイバーシティの推進・経済産業大臣表彰の受賞も

グリーンでくり抜かれたハート型

「残業ゼロ」「フリーアドレス・ABWの導入」「人事制度改革」など、デンソー北海道の取り組みを見ると、次々に改革に着手していく社風であることがわかります。

性別や障がいの有無などに関係なく活躍できる職場づくりをおこなっています。現場で働く聴覚障がい者向けに、運搬車が近づくと振動する器具を独自開発し、安心して働ける環境を実現しているのです。

また、緑化の取り組みにおいて、社員たちが自主的に発案し、行動した結果工場の緑化を推進。2019年「工場緑化推進全国大会~全国みどりの工場大賞~」にて経済産業大臣賞を受賞もしています。

デンソー北海道は従業員が活躍する活気のある企業

従業員が自主的に発案・行動した内容で「工場緑化推進全国大会~全国みどりの工場大賞~」を受賞するなど、従業員が積極的に行動していることが伝わる企業です。

また、北海道ならではの取り組みとして、雪を使った夏場の空調もふくめ資源を大切に地域貢献する企業でもあります。

オープンスペースのオフィスで部署を超えた連携が取りやすく、さらに40以上あるサークル活動も盛んでコミュニケーションが活発に取れる環境も用意されています。フレックスや有給等を活用して、プライベートの充実も期待できるでしょう。知識とスキルを体系的に習得できるプログラムで階層別の教育も充実しているため、北海道在住で転職を検討中の人は選択肢のひとつとして検討してみることをおすすめします。

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