- 就職/転職
- 2022.06.24
仕事が向いていないから辞めたい…という悩みの解決法とは?その前に考えるべきことを解説
今の仕事が向いていないから辞めたい…と考えたことはありませんか。向いていない仕事を続けると自分自身への自信が喪失します。また、何のために生きているか分からないと、生きがいを感じられなくなることもあるのです。
今回は、今の仕事が本当に向いていないのか、本当に辞めるべきなのか…そういった悩みを整理しつつ、解決に繋がるポイントを解説しています。
今の仕事が向いていないと感じる理由
今の仕事が向いていないと感じる理由はどんなものがあるのでしょうか。それぞれ詳しく解説していきます。
ケアレスミスが多い
ケアレスミスが多い方は、今の仕事が向いていないのでは?と感じやすいかと思います。簡単な仕事でミスを繰り返すうちに、自分に自信がもてなくなります。その結果、さらに失敗を誘発してしまうという負のループに陥る可能性があります。こういったケースでは「どうしてミスをしたのか」原因に目を向けることで改善に繋がります。しかし、「ケアレスミスをしてしまった」という感情を引きずってしまうと、この仕事向いていないのかも…とネガティブに考えてしまいかねません。
成果がなかなか出ない
仕事でなかなか出ない人も、この仕事は向いていないかも?と思う要因のひとつです。 しかし、成果というのは簡単に出せてたら成果とは言えませんよね。成果を出そうと思っている時点で努力をしている自分自身をまず認めてあげてください。後に、他の社員は成果を出しているのにどうして自分は成果が出せていないのか?という点にベクトルを向けて分析していくことで、解決につながる場合もあります。
上司に向いていないと言われた
上司からこの仕事は向いていないと言われた経験のある方もいるようです。第三者から言われると本当に向いていないのかなと不安になります。 さらに何度も言われ続けると精神的にも辛くなってしまうでしょう。こうした状態では、仕事のミスは更に増えますし、集中力が途切れてしまいます。 実際に他人が言うことなんて関係ないと思うようにしても、上司の話を無視するのは難しいでしょう。まともに受け取るのではなく、聞き流す力をつけるのが理想的です。
本当に自分に向いていないかの判断基準
実際に今やっている仕事は本当に向いていない仕事なのでしょうか。自分に向いているか向いていないかを判断することって難しいですよね。判断する基準は大きく4つあります。
今の仕事は好き?それとも向いている?
今の仕事が好きかどうかは、重要な判断基準ですが、それだけで向き不向きを決めてはなりません。向いている仕事とは「ストレスなく人より上手にできる仕事」です。好きな仕事は「その仕事自体に情熱を注げる、集中できる」仕事を指します。見比べてみると、好きな仕事と向いている仕事は必ずしも直結しないことがわかります。
やりがいはあるか
やりがいがあるか否かは、仕事を続ける上でとても重要です。 日常的に同じ作業を行うルーティンワークでも、常に作業効率の改善を図るなど、やりがいを見つけられるなら向いている仕事と言えるでしょう。十分に休めているか
睡眠や休みの日はきちんとリフレッシュできていますか? 人は睡眠不足や嫌なことがあった時に心の余裕が持てなくなってしまうものです。 実際、楽しく仕事をしている人はプライベートも充実している傾向にあるようで、休息は仕事の向き不向きに必要なポイントです。休みたいけど休みが取れないという方は、誰かに相談したり、働き方を見直すことをおすすめします。
他の業種と比べてみる
今働いている業種と他の業種を比較してみましょう。性格上、人と話すことが苦手なのに営業職をやっている人は、マーケティングといった、数値やデータを客観的に分析できる仕事の方が向いているかもしれません。全く違う業種や興味がある業種と比較することで、今の仕事の良いところ悪いところも同時に比べることができます。
辞めたいと思った時にやるべきこと
思いきって休んでみる
十分な休みがとれず、追い詰められている状況であれば、まず休んで冷静になれる時間を確保しましょう。辞めるのはその後でも遅くないはずです。土日休みと有給をとって長期休暇にするのもいいですし、どこかへ旅行に行く、自然のある場所へ出かけるのもいいでしょう。 休みを取るのが難しい方は休職することもひとつの手です。心と体をきちんと休ませて、冷静な状態で考えることが大切です。
誰かに相談をする
仕事を辞めるか悩んだときは、第三者からの意見も取り入れてみましょう。今の仕事に自分が向いているかどうかは、周りからの言葉で初めてわかることもあります。自分を客観視することはなかなか難しいものです。第三者の意見を聞くと、良い部分や悪い部分が分かり、新しい発見があるかもしれません。
悩みを紙に書いて可視化する
自分の悩みを紙に書き出してみましょう。言語化することで、自分の悩みを可視化することができます。可視化すると自分の感情を客観視できるようになり、自分の悩みの正体がわかるのです。正体が分かれば、感情をコントロールしやすくなり、セルフコーチングしやすくなります。ただし、紙に書いたものは負の感情のため、すぐ見返すとより辛く感じてしまうかもしれません。時間が経ってから見直すことで、「こんなことに悩んでいたのか」と、小さな悩みだったことに気づくこともあるでしょう。
自分がどんなことで悩んでいるか把握すれば、具体的な対処法も見つかりやすいです。
転職をする
向いていない仕事を無理に続ける必要はありません。精神的、肉体的にも限界で追い詰められていたり、成長するモチベーションが湧かない、自分のスキルを発揮できないといった場合は、転職活動をすることをおすすめします。ただし、一度転職することで経歴に残りますし、転職後の会社で同じような悩みを抱えるのは避けたいものです。急いで転職すると同じよな失敗をする可能性が高いので、今の仕事が向いていないと思った理由は何か、自分に向いている仕事は何か明確にしてから、転職活動に励みましょう。
仕事を辞めたい時のNG行動
衝撃的に辞める
次の転職先やどうするかの予定を立てないまま、衝撃的に辞めることはおすすめしません。嫌だからと言って全てを投げ出してしまうと、逃げ癖がついてしまいます。一度逃げ癖がつくと、新しい職場でも嫌なことがあるとすぐ、辞めてしまう可能性があるため、順を追って退職するのがおすすめです。また、退職すると給与が途絶えてしまいます。しばらく収入がなくても生活できるだけの蓄えがあればいいですが、ない場合は日々の生活が苦しくなり、心にも余裕が持てなくなります。
失業手当がもらえるのも、一定の条件があるため、退職後の生活費については退職前にしっかり考えておきましょう。
転職先が決まる前に辞める
転職先が決まる前に辞めてしまうと、収入が途絶える可能性があります。在職中に転職先が見つかれば、仕事が決まってから仕事を辞めることができるため、収入が不安定になることはありません。また、在職中に転職活動をすると、焦って仕事を探すことがなく、自分に本当に向いているかどうか、精査しながら決めることができます。ほかにも、転職先が決まってからの退職だと、上司に引き止められにくいというメリットもあります。
働く側にとってメリットが大きい健康経営の会社へ転職しよう
仕事が向いていないかもと悩んでいるときは、自分を責めないようにしましょう。最初から適職に就ける人はごくわずかです。仕事が向いていないという悩みは決して特別なことではないので、まずはどうして向いていないと思うか、今後どうするべきか考えてみましょう。
転職するなら健康経営に取り組んでいる企業がおすすめです。社員の健康をサポートする健康経営は、従業員の精神的・肉体的な健康状態を保つべく、さまざまな取り組みを実施しています。長くいきいきと働き続けられる環境を提供している企業が多いので、健康経営に対してどのような施策を実施しているか確認し、自分に向いていそうな環境を見つけてみてください。
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