- 就職/転職
- 2022.05.18 (最終更新日:2023.05.19)
仕事が嫌すぎる場合の対処法12選 | 嫌だと感じる原因や危険信号・好きになる方法も解説
- 目次
「仕事がどうしても好きになれない」
「仕事が嫌すぎる場合の対処法が知りたい」
このようにお悩みではないでしょうか?
誰しも「仕事が嫌すぎる」と感じたことはある一方、嫌な理由は様々です。そのため、適切な対処法も人それぞれ違うでしょう。
そこで今回は、仕事が嫌すぎると感じることについて、その原因や危険信号、対処法や好きになる方法を解説します。
対処法は12パターンご紹介していますので、きっとあなたの状況に合った対処法が見つかるはずです。
ぜひ最後まで読んでみてください。
仕事が嫌すぎると感じる原因10選
仕事が嫌すぎると感じる原因として、以下の10パターンが挙げられます。
このように、拘束時間が長い仕事ではストレスや疲れが溜まる一方です。いくら好きな仕事でも長く続けることはできないでしょう。
人間関係のストレスは、仕事を楽しく行う上で大きな障壁といえます。
他の社員は給料が上がっているのに自分だけ上がっていない場合はなおさらでしょう。給料面の明るい目標を定められないことは、仕事が嫌すぎると感じることにつながります。
例えば、同じ内容の仕事を長年繰り返す環境では、仕事に飽きてしまうでしょう。また条件面では、通勤時間の長さや各種手当の額などへ不満がある場合が挙げられます。とくに自分の仕事が誰かの役に立っているという実感がないと、モチベーションは下がりやすいでしょう。
これらの内容や条件に対する不満が、仕事が嫌すぎるという気持ちにつながるのです。
このようなことから、成果が出ないと仕事に嫌気がさすのです。
このように、仕事に集中できない環境では、楽しく働くことはできません。
会社や人事の考えと、自分の考えの違いが大きいほど、仕事が嫌に感じるでしょう。
とくに中小企業に勤めている人に多く見られるケースといえるでしょう。
仕事の悩みを相談できる相手がいるかどうかは、仕事の捉え方にも影響するといえます。
このように、本当は働きたくない会社でしょうがなく仕事をしている場合、仕事は嫌すぎると感じます。
- 残業などで拘束時間が長い
- 人間関係のストレスが大きい
- 給料が低く昇給・昇格が見込めない
- 仕事の内容や条件が合わない
- 成果を上げられない
- ミスで怒られることへの恐怖心やプレッシャーが大きい
- 会社からの評価や人事の判断に不満がある
- 会社の将来性に不安がある
- 相談できる相手がいない
- 本当にやりたい仕事が他にある
1.残業などで拘束時間が長い
拘束時間が長いと、仕事が嫌すぎると感じます。プライベートの時間を十分に確保できなくなるからです。例えば、残業や休日出勤が多い仕事では、プライベートの時間や睡眠時間を削らなければならず、強いストレスや疲れにつながります。このように、拘束時間が長い仕事ではストレスや疲れが溜まる一方です。いくら好きな仕事でも長く続けることはできないでしょう。
2.人間関係のストレスが大きい
人間関係のストレスが多いことも、仕事が嫌すぎると感じる理由です。人間関係が悪いと、仕事に悪影響が生じるだけでなく、職場に行きたくなくなります。とくに、同じ係や直属の上司などと関係が悪いと、ストレスも大きくなるでしょう。人間関係のストレスは、仕事を楽しく行う上で大きな障壁といえます。
3.給料が低く昇給・昇格が見込めない
給料がなかなか上がらないと、仕事に対するモチベーションが下がります。仕事自体が楽しくてしょうがない人であれば給料が上がらなくても満足できるかもしれません。しかし、仕事へのやりがいは大事だけど、やりがいだけでお金が増えないのは辛いと思う人が大多数です。他の社員は給料が上がっているのに自分だけ上がっていない場合はなおさらでしょう。給料面の明るい目標を定められないことは、仕事が嫌すぎると感じることにつながります。
4.仕事の内容や条件が合わない
仕事の内容や条件が合わないと、モチベーションの低下につながります。納得していない状態で仕事を続けることになるためパフォーマンスが下がり、その結果やる気を無くす悪循環に陥るからです。例えば、同じ内容の仕事を長年繰り返す環境では、仕事に飽きてしまうでしょう。また条件面では、通勤時間の長さや各種手当の額などへ不満がある場合が挙げられます。とくに自分の仕事が誰かの役に立っているという実感がないと、モチベーションは下がりやすいでしょう。
これらの内容や条件に対する不満が、仕事が嫌すぎるという気持ちにつながるのです。
5.成果を上げられない
成果を思うように上げられないときも、仕事が嫌すぎると感じるでしょう。「自分の努力は報われない」と考えてしまうためです。成果が出ない理由が個人の問題ではなくても、自分の能力不足だと思い込んでしまいます。このようなことから、成果が出ないと仕事に嫌気がさすのです。
6.ミスで怒られることへの恐怖心やプレッシャーが大きい
上司からの叱責への恐怖心や、「絶対ミスしないように」というプレッシャーが大きいと、仕事が嫌になります。強い恐怖心やプレッシャーに怯えながらする仕事は、辛いだけでなく成果も上げられないでしょう。このように、仕事に集中できない環境では、楽しく働くことはできません。
7.会社からの評価や人事の判断に不満がある
仕事が嫌すぎるケースとして、会社からの評価や人事の判断に不満がある場合も挙げられます。自分の働きに対して正しい評価がもらえなかったり、人事査定の内容に納得できなかったりすると、仕事をしていることが無意味に思えるからです。会社や人事の考えと、自分の考えの違いが大きいほど、仕事が嫌に感じるでしょう。
8.会社の将来性に不安がある
勤務先の将来性に不安を感じるときも、仕事が嫌になります。業績の悪化や環境の改善がなされない職場では、長く働き続けたいと思えないからです。「このまま働き続けて大丈夫だろうか」と不安に感じます。とくに中小企業に勤めている人に多く見られるケースといえるでしょう。
9.相談できる相手がいない
相談できる相手がいない場合も、仕事が嫌すぎると感じるでしょう。信頼できる相談相手がいる場合には、話すことでストレス発散や問題解決につながる場合があります。一方、相談できる相手がいない場合、自分一人で問題を抱え込んでしまい、結果として仕事自体を嫌に感じてしまうのです。仕事の悩みを相談できる相手がいるかどうかは、仕事の捉え方にも影響するといえます。
10.本当にやりたい仕事が他にある
本当にやりたい仕事が別にある場合も挙げられます。自分の好きな仕事内容の会社や、本当に働きたい業界から内定を得られるのは一部の人だけです。そのため、本当にやりたいこととは別の仕事をしている人も多いことでしょう。このように、本当は働きたくない会社でしょうがなく仕事をしている場合、仕事は嫌すぎると感じます。
仕事が嫌すぎる場合に注意したい危険信号5つ
仕事が嫌すぎると感じている状況が続くと、身体的・精神的に様々な症状が現れます。その中でも、危険信号として注意したい症状は以下の5つです。
それぞれ解説します。
このようなときには、仕事を積極的に休むなど、できるだけ早く対処するようにしましょう。
ストレスや疲れによる症状だと理解して、すぐに対策を講じましょう。
まずは心と体を休めることを優先しましょう。
仕事より自分の体を優先すべきということを忘れず、早めの対処を心がけましょう。
生活に支障をきたしている段階ですので、まずは休養をとり、医師の診察を受けたほうがよいでしょう。
- ボーッとする時間が増える
- 考えがまとまらない
- 仕事のことを考えるだけで涙が出る
- 吐き気やめまいがする
- 不眠や朝起きれなくなる
それぞれ解説します。
1.ボーッとする時間が増える
ボーッとする時間が増えると危険です。脳が疲れて上手く働いていない状態といえるからです。嫌な仕事を続けるうちに、いつの間にかストレスが溜まりすぎてしまい、ボーッとする時間が増える場合があります。このようなときには、仕事を積極的に休むなど、できるだけ早く対処するようにしましょう。
2.考えがまとまらない
考えがまとまらなくなることも、危険信号といえます。物事を上手く整理できない状態であり、仕事に対しても正常な判断が難しいからです。このような状況を放置すると、深刻なうつ病などにつながります。ストレスや疲れによる症状だと理解して、すぐに対策を講じましょう。
3.仕事のことを考えるだけで涙が出る
仕事のことを考えただけで涙が出てしまうのも、危険な状況です。気持ちが上手く整理できていない一方で、負の感情が前面に出てきている状況といえます。このようになると、仕事からすぐに距離をとらなければなりません。まずは心と体を休めることを優先しましょう。
4.吐き気やめまいがする
吐き気やめまいについても要注意です。とくに起床時や出勤前など、仕事の時間が近づく状況での症状は、仕事に対するマイナスの感情が原因かもしれません。無理して仕事を続けてしまうと、より深刻な症状につながります。仕事より自分の体を優先すべきということを忘れず、早めの対処を心がけましょう。
5.不眠や朝起きれなくなる
夜にしっかり眠れなかったり、朝布団から起き上がれなかったりすると、かなり深刻です。具体的には、仕事のことを考えながら眠れない状況や、自分の意思に反して起き上がれない状況などが挙げられます。生活に支障をきたしている段階ですので、まずは休養をとり、医師の診察を受けたほうがよいでしょう。
仕事が嫌すぎる場合の対処法12選
仕事が嫌すぎる場合の対処法には、以下12の方法があります。
まずは休み、仕事から離れる時間を作ることが重要です。
原因が分かると、その解決策もはっきりします。
上司や人事に相談することで、会社としてどのような対策を講じてくれるのかも確認し、今後も働き続けるべきか判断すると良いでしょう。
現在の部署や係の人間関係・仕事内容に問題が生じている人は、異動を希望すると良いでしょう。
趣味や家族との時間など、自分が楽しく過ごせる時間を確保しましょう。
まずは30分でも早く起きることから始めてみると良いでしょう。
これらは本業に対する取り組み方にも好影響を与えることでしょう。
常に緊張感を持つのではなく、適度に気を抜いて取り組むことで、結果的に高パフォーマンスが出せることもあるでしょう。
考え方を変えるだけで、楽な気持ちで仕事に取り組めるようになるでしょう。
相談相手がいない場合には、声に出して自分自身に相談してみるのもおすすめです。
転職する場合には、自分自身が本当にしたいことを見つけて、その業界や業種に転職しましょう。
- まずは休む
- 原因をはっきりさせる
- 上司や人事に相談する
- 異動を希望する
- 仕事終わりの楽しみを作る
- 早起きを習慣にする
- 新たなスキルを身につける
- 上手くサボれるようになる
- 仕事に対する考え方を変える
- 人に相談する・愚痴を言う
- 退職・転職する
- 好きになる方法を考えてみる
1.まずは休む
最優先すべき対処法として、まずは休むことが挙げられます。とくに、前述の注意したい危険信号が現れている場合には、すぐに休養を取りましょう。放置するとうつ病などに発展しかねません。まずは休み、仕事から離れる時間を作ることが重要です。
2.原因をはっきりさせる
原因をはっきりさせることも対処法の1つです。「仕事が嫌すぎる」と思っていても、何が理由で嫌なのか理解できていない場合があります。そのため、仕事について振り返る時間を設けたり、考えや悩みを紙に書き出したりして、嫌と感じている原因を明確にしましょう。原因が分かると、その解決策もはっきりします。
3.上司や人事に相談する
上司や人事に相談する方法も選択肢の1つです。悩みや辛さを相談することで、社内でとれる最善策を一緒に考えてくれるでしょう。万が一、上司や人事が協力的でない場合には、退職や転職をおすすめします。社員の悩みや辛さに目を向けない会社に、自分の時間を捧げる必要はないからです。上司や人事に相談することで、会社としてどのような対策を講じてくれるのかも確認し、今後も働き続けるべきか判断すると良いでしょう。
4.異動を希望する
社内での異動を希望する方法もあります。中小企業ではあまり効果がない場合もありますが、部署や係が変わることで、人間関係の悩みや仕事内容に対する不満が解消されることがあります。現在の部署や係の人間関係・仕事内容に問題が生じている人は、異動を希望すると良いでしょう。
5.仕事終わりの楽しみを作る
対処法として、仕事終わりの楽しみを作る方法もあります。勤務時間後に楽しい予定を入れておくことで、勤務時間中に集中して頑張れるだけでなく、残業を避けることにもつながるのです。趣味や家族との時間など、自分が楽しく過ごせる時間を確保しましょう。
6.早起きを習慣にする
早起きを習慣にするのも良いでしょう。仕事が嫌すぎる場合、ギリギリまで寝てから出勤する人も多いことでしょう。そのような人にこそ、早起きがおすすめです。少し早く起きてゆっくりコーヒーを飲んだり、朝食を作って食べたりする時間を作ると、仕事への意欲が湧くと同時に、落ち着いた気持ちで仕事を始められます。まずは30分でも早く起きることから始めてみると良いでしょう。
7.新たなスキルを身につける
新たなスキルを身につけることもおすすめです。スキルを得ることは自信につながります。業務に活かせるスキルも良いですが、おすすめは業務に直接関係のないスキルです。業務と関係ないスキルを身につけることで、「別の分野でも仕事ができる」という心の余裕や、副業としても収入を得られるという選択肢が増えます。これらは本業に対する取り組み方にも好影響を与えることでしょう。
8.上手くサボれるようになる
上手にサボれるようになることも、大切な対処法です。真面目な人ほど仕事に思い悩み、精神を病んでしまいます。これを避けるためには、上手く仕事をサボることがおすすめです。平日に予定を入れて仕事を休むことや、あまり重要でない部分には力を入れすぎない方法が挙げられます。常に緊張感を持つのではなく、適度に気を抜いて取り組むことで、結果的に高パフォーマンスが出せることもあるでしょう。
9.仕事に対する考え方を変える
仕事への考え方を根本から見つめ直すことも重要です。「仕事は真面目に取り組むべき」「働く以上は出世を目指すことが普通」といった常識を疑うことから始めてみましょう。「自分は本当にそうしたいのか」「そういう生き方(働き方)を望んでいるのか」と自分自身に問いかけると答えが見つかります。考え方を変えるだけで、楽な気持ちで仕事に取り組めるようになるでしょう。
10.人に相談する・愚痴を言う
信頼できる人に相談したり、愚痴を言ったりする方法も良いでしょう。適切な解答が得られるかどうかに関わらず、言葉にすることで問題を整理できます。相談相手がいない場合には、声に出して自分自身に相談してみるのもおすすめです。
11.退職・転職する
様々な対処法をとった上で、それでも仕事が嫌すぎる場合には、退職・転職が選択肢になります。当面の生活費に余裕がある場合には、退職して仕事から距離を置くことがおすすめです。仕事から離れることで、働く意味や理想の生活が明確になります。転職する場合には、自分自身が本当にしたいことを見つけて、その業界や業種に転職しましょう。
12.好きになる方法を考えてみる
嫌いな気持ちへの対処が難しい場合には、仕事の一部でも好きになる方法を考えてみることもおすすめです。仕事を好きになるために試したい方法については、以下で詳しく取り上げます。仕事を好きになるために試したい方法5つ
仕事が嫌すぎる場合の対処法として、好きになる方法を考えてみることを挙げました。ここでは、仕事を好きになるために試したい方法について、以下の5つをご紹介します。
仕事の中に自分の成長できる余地を見出すことができれば、新しい視点で仕事を捉えられるようになるでしょう。
将来の自分の理想像と重ね合わせながら、尊敬できる人を意識しながら仕事に取り組むと良いでしょう。
他の業種に触れることで、自分の仕事に対する価値観や考え方に良い変化が得られるでしょう。
生活のバランスが整い、仕事への考えも前向きになることが期待できます。
- 嫌いではない部分に注目する
- 自分の成長に目を向ける
- 職場で尊敬できる人を見つける
- 他の業界や業種に触れる機会を作る
- 仕事以外の時間を大切にする
1.嫌いではない部分に注目する
「仕事の好きな部分を探すことは難しい」という人は、嫌いではない部分を探してみましょう。具体的には、いつも意識せずに行えていることや、ミスなく行える業務などです。このような業務を見つけることで、仕事ができている自分に目を向けられます。結果として、自信につながるでしょう。2.自分の成長に目を向ける
仕事で得られる自分の成長に目を向けることも、1つの方法です。仕事の成果ばかりに着目すると苦しくなりますが、自分の成長を意識すると仕事をポジティブに捉えられます。将来的な独立など、目標を見つけることも可能です。仕事の中に自分の成長できる余地を見出すことができれば、新しい視点で仕事を捉えられるようになるでしょう。
3.職場で尊敬できる人を見つける
職場で尊敬できる人を見つけるのもおすすめです。とくに先輩や上司で目指すべき人が見つかると目標が明確になり、仕事への意欲も湧いてきます。将来の自分の理想像と重ね合わせながら、尊敬できる人を意識しながら仕事に取り組むと良いでしょう。
4.他の業界や業種に触れる機会を作る
自分の仕事に行き詰まりを感じている場合には、他の業界や業種に触れる機会を作ることがおすすめです。具体的には、多業種の交流会に参加したり、自分の仕事と関係のないセミナーを受講する方法が挙げられます。他の業種に触れることで、自分の仕事に対する価値観や考え方に良い変化が得られるでしょう。
5.仕事以外の時間を大切にする
自分の仕事を好きになるためには、仕事以外のプライベートな時間も重視しましょう。仕事以外の時間が充実することで、仕事に集中できるようになり、パフォーマンスが向上するからです。具体的には、自分の趣味の時間や家族と過ごす時間を意識して確保しましょう。生活のバランスが整い、仕事への考えも前向きになることが期待できます。
正しい対処法であなたらしく仕事に向き合おう
この記事では、仕事が嫌すぎることの原因や危険信号、対処法や好きになる方法について解説しました。
大前提として、仕事で無理は禁物です。一方で、正しい対処法をとることで、仕事が嫌すぎるという思いは好転させられます。
この記事の内容も参考にしていただきながら、無理なくあなたらしい仕事への向き合い方を見つけましょう。
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