- 取組事例
- 2021.10.14 (最終更新日:2022.03.26)
ABWとは?注目される背景と導入のポイントをご紹介!
ABWという新しいワークスタイル
近年、ABWという言葉が注目され始めています。
新しい働き方の一つで、まだあまり聞き馴染みがないと思いますが、みなさんご存じでしょうか。
近年では働き方改革の推進や直近のコロナ禍によって、働き方や仕事の価値観が大きく変わってきています。
例えばリモートワークやフレックスタイム制など、働く場所も時間も、人によって異なるケースが増えてきました。
ABWもその一種、むしろその進化系と言えるでしょう。
いつどこで誰と仕事をするか、必要に応じて選べる自由で新しい働き方です。
今回はそんなABWについて、メリットや導入のポイントを踏まえて解説します。
新しい働き方の一つで、まだあまり聞き馴染みがないと思いますが、みなさんご存じでしょうか。
近年では働き方改革の推進や直近のコロナ禍によって、働き方や仕事の価値観が大きく変わってきています。
例えばリモートワークやフレックスタイム制など、働く場所も時間も、人によって異なるケースが増えてきました。
ABWもその一種、むしろその進化系と言えるでしょう。
いつどこで誰と仕事をするか、必要に応じて選べる自由で新しい働き方です。
今回はそんなABWについて、メリットや導入のポイントを踏まえて解説します。
ABWとは
そもそもABWとは何なのでしょうか。
ここでは、主な概要と、よく比較される「フリーアドレス」という働き方との違いをご説明します。
一言で言えば「仕事の内容に応じて、働く人が自ら働く場所を選ぶ」働き方です。
仕事は毎日、その時々で違います。
例えば打ち合わせがある時と資料を作りたい時で必要な場所は異なりますし、資料作りにしても、アイデア集めの時とパソコンへの打ち込み作業の時で、集中できる場所や環境は変わってくるはずです。
こういった仕事の変化に応じて、各々が目の前のやるべき仕事に対し、いつ・どこでやれば最も生産性が高いかを考え、選択するのがABWです。
集中したい作業は個室スペースを使う、少人数での打ち合わせならオープンなソファー席で行うといったように、個人の裁量が非常に大きいのが特徴と言えます。
フリーアドレスとはオフィスにその人の固定席を設けず、自由な席に座り仕事をするスタイルで、完全自由もあれば、所属するチーム内で自由な席の場合もあります。
仕事をする席が自由なだけであって、オフィスへの出社は必要です。
そのため場所選択の範囲がABWとは大きく変わってきます。
また導入の視点も、フリーアドレスはオフィス面積の効率化という点で、企業のコスト削減が目的であるのに対し、ABWは社員の働く時間や場所を考える、社員に意識を向けた視点を持っています。
ABWとフリーアドレスは比較されがちですが大きく異なるのが分かりますね。
以下にまとめてみましょう。
<フリーアドレス>
ここでは、主な概要と、よく比較される「フリーアドレス」という働き方との違いをご説明します。
概要
「アクティビティ(Activity)・ベースド(Based)・ワーキング(Working)」の略称で、元々はオランダのコンサルティング会社「Veldhoen + Company社」が提唱した働き方で、2000年代後半にオーストラリアに広がった後、2010年代後半には日本にも伝わりました。一言で言えば「仕事の内容に応じて、働く人が自ら働く場所を選ぶ」働き方です。
仕事は毎日、その時々で違います。
例えば打ち合わせがある時と資料を作りたい時で必要な場所は異なりますし、資料作りにしても、アイデア集めの時とパソコンへの打ち込み作業の時で、集中できる場所や環境は変わってくるはずです。
こういった仕事の変化に応じて、各々が目の前のやるべき仕事に対し、いつ・どこでやれば最も生産性が高いかを考え、選択するのがABWです。
集中したい作業は個室スペースを使う、少人数での打ち合わせならオープンなソファー席で行うといったように、個人の裁量が非常に大きいのが特徴と言えます。
フリーアドレスとの違い
ここでは「フリーアドレス」について解説します。フリーアドレスとはオフィスにその人の固定席を設けず、自由な席に座り仕事をするスタイルで、完全自由もあれば、所属するチーム内で自由な席の場合もあります。
仕事をする席が自由なだけであって、オフィスへの出社は必要です。
そのため場所選択の範囲がABWとは大きく変わってきます。
また導入の視点も、フリーアドレスはオフィス面積の効率化という点で、企業のコスト削減が目的であるのに対し、ABWは社員の働く時間や場所を考える、社員に意識を向けた視点を持っています。
ABWとフリーアドレスは比較されがちですが大きく異なるのが分かりますね。
以下にまとめてみましょう。
<フリーアドレス>
- オフィス内での席の自由
- 在宅やその他の場所での勤務はできない
- 企業の経営視点での環境づくり
- 日々利用されているデスクの実情を考えた際の、オフィス面積の最適化
- コスト削減が目的
- オフィス内外を問わない働く場所の自由
- 自宅やカフェ、コワーキングスペースといった社外でも可
- 社員を基軸に考えた環境づくり
- デスク減少といった企業の物理的な環境整備に加えて、社員の働き方の意識・行動の変化が目的
ABWと健康経営のつながり
近年多くの企業が取り組みを実施・検討している健康経営にも、ABWの要素は関わっています。
ABWは、従業員が自身の働きやすさに応じた就業場所を選べることを指しますが、これにより、出社によるストレスや体への負担が軽減されます。
この要素は、従業員の健康課題を解決するためのオフィスを設ける「健康経営オフィス」と似ていると思いませんか?
ABW自体はオフィスで実際に働く方が注目するべき要素ではありますが、健康経営の取り組みとしてオフィス環境の整備を視野に入れている企業にとっても、参考となる考えであると言えるでしょう。
健康経営への取り組みを検討している企業の方も、ABWの概要について把握することで、健康経営オフィスの実装に一歩近づけます。
ABWはなぜ注目されているのか
ABWが注目されている背景には、やはりコロナ禍が大きく関連するでしょう。
すでに触れているとおり、ABWはいつどこで働こうとその人の自由です。
各々がその時々で、仕事に対して最大限のパフォーマンスを出せる方法・場所を選択するだけなため、必要に応じてオフィスへの出社はしますが、基本的にリモートワークで問題ありません。
不要不急の外出自粛、企業もリモートワークや時差通勤など対応に追われる中で、ABWの考え方は今のご時世に非常にマッチしています。
今後ワクチンの接種も進み、コロナウイルスへの不安が払拭されていくとしても、これを機に一度変わった働き方を、完全に元に戻すという動きは多くないでしょう。
各企業で半ば強制的ですが働き方改革が一気に進み、従来の働き方でのメリット・デメリットをコロナ禍があぶりだしてくれました。
出社しなくても仕事ができる、時間や場所に縛られる必要がないと分かったことは、それが可能な企業にとっては大きなアピールポイントです。
人材の獲得競争が激しい昨今では、ABWに基づいた就業環境は社員にも企業にも大きなメリットがあります。
次の章ではこういったメリットをさらにいくつか紹介した上で、デメリットもしっかりお伝えします。
すでに触れているとおり、ABWはいつどこで働こうとその人の自由です。
各々がその時々で、仕事に対して最大限のパフォーマンスを出せる方法・場所を選択するだけなため、必要に応じてオフィスへの出社はしますが、基本的にリモートワークで問題ありません。
不要不急の外出自粛、企業もリモートワークや時差通勤など対応に追われる中で、ABWの考え方は今のご時世に非常にマッチしています。
今後ワクチンの接種も進み、コロナウイルスへの不安が払拭されていくとしても、これを機に一度変わった働き方を、完全に元に戻すという動きは多くないでしょう。
各企業で半ば強制的ですが働き方改革が一気に進み、従来の働き方でのメリット・デメリットをコロナ禍があぶりだしてくれました。
出社しなくても仕事ができる、時間や場所に縛られる必要がないと分かったことは、それが可能な企業にとっては大きなアピールポイントです。
人材の獲得競争が激しい昨今では、ABWに基づいた就業環境は社員にも企業にも大きなメリットがあります。
次の章ではこういったメリットをさらにいくつか紹介した上で、デメリットもしっかりお伝えします。
ABW導入のメリット・デメリット
ここでは、ABWを導入することによるメリットとデメリットをそれぞれご紹介します。
つまりこれが機能すれば必然的に、個人の仕事は捗り成果が出やすくなります。
オフィス内の最適な場所、あるいは自宅やカフェ、図書館など、考えてみれば候補はいくらでもあります。
その時々の作業に応じて必要な環境に行き、集中して作業をしましょう。
代わりにABWに活かせるコワーキングスペースやミーティング室、コミュニケーションの取りやすいソファースペースなどが創出でき、社員の働き方に応じたより実用的な社内環境が実現します。
通勤に時間がかかる、残業や休日出勤、家庭との両立など、現代の働く人たちは多くの悩みを抱えています。
オフィスまで行かなければ通勤時間分を他のことに有意義に使えますし、集中できる環境で仕事ができればいつもの仕事もより早く終わります。
在宅なら家事や育児などにおける不測の事態にも対処しやすいでしょう。
ABW導入は多くの悩みを解消する可能性があります。
求職者からは魅力的な企業に見えるため、優秀な人材が集まりやすくなります。
また働きやすい快適なオフィス環境は、既存社員の離職率低下にもつながるでしょう。
作業の進捗に対して上司のマネジメント力が問われますし、仕事をする様子が見られなくなるため、成果物での評価が絶対になります。
また健康面も社員一人ひとりの自己管理が大切です。
その辺りの意識も強く教育しておいた方がいいでしょう。
またちょっとした雑談を同僚とするというのも、いいリフレッシュになったり新たなアイデアが生まれたりするものです。
それが減るのも社員のモチベーションに関わってきます。
書類の管理やデータの入ったUSBの管理、パソコンの画面を見られることのリスク管理を徹底すべきです。
Wi-Fi環境も情報漏えいのリスクを考え、会社貸出のものがあれば不安は減るでしょう。
メリット
まずはメリットについてです。生産性が向上する
ABWの意義は「仕事の生産性が最も高くなるように、時間と場所を一人ひとりが選択し働くこと」です。つまりこれが機能すれば必然的に、個人の仕事は捗り成果が出やすくなります。
オフィス内の最適な場所、あるいは自宅やカフェ、図書館など、考えてみれば候補はいくらでもあります。
その時々の作業に応じて必要な環境に行き、集中して作業をしましょう。
オフィスの最適化ができる
フリーアドレスとかぶるところですが、社員の働き方の変化によってデスクも全員分は要らなくなります。代わりにABWに活かせるコワーキングスペースやミーティング室、コミュニケーションの取りやすいソファースペースなどが創出でき、社員の働き方に応じたより実用的な社内環境が実現します。
社員のワークライフバランスを確保できる
時間と場所に縛られない働き方は、社員の心身の健康、ワークライフバランスの充実につながります。通勤に時間がかかる、残業や休日出勤、家庭との両立など、現代の働く人たちは多くの悩みを抱えています。
オフィスまで行かなければ通勤時間分を他のことに有意義に使えますし、集中できる環境で仕事ができればいつもの仕事もより早く終わります。
在宅なら家事や育児などにおける不測の事態にも対処しやすいでしょう。
ABW導入は多くの悩みを解消する可能性があります。
優秀な人材を確保できる
ABWのような先進的な試みをすでに導入しているというのは企業に大きなメリットをもたらします。求職者からは魅力的な企業に見えるため、優秀な人材が集まりやすくなります。
また働きやすい快適なオフィス環境は、既存社員の離職率低下にもつながるでしょう。
デメリット
続けてデメリットについて解説します。健康管理や労務管理が難しい
オフィスへの出社が必要なくなる分、何かシステムがなければ社員がいつどこで働いているのか分からなくなります。作業の進捗に対して上司のマネジメント力が問われますし、仕事をする様子が見られなくなるため、成果物での評価が絶対になります。
また健康面も社員一人ひとりの自己管理が大切です。
その辺りの意識も強く教育しておいた方がいいでしょう。
社員同士のコミュニケーションが低下する
顔を合わせる機会が減るため、上司と部下間のコミュニケーションも意識して増やさなければ仕事の進捗に影響が出てしまいます。またちょっとした雑談を同僚とするというのも、いいリフレッシュになったり新たなアイデアが生まれたりするものです。
それが減るのも社員のモチベーションに関わってきます。
セキュリティ管理への懸念がある
リモートワークのリスクとして、社外秘の情報を社外に持ち出す点があります。書類の管理やデータの入ったUSBの管理、パソコンの画面を見られることのリスク管理を徹底すべきです。
Wi-Fi環境も情報漏えいのリスクを考え、会社貸出のものがあれば不安は減るでしょう。
ABW導入時のポイント
ABWを導入する際には以下のポイントに気を付けてみましょう。
ABWを提唱した会社が研究した「ABWの10の活動」というものが参考になります。
活動する人数と活動内容、その活動の特徴をまとめたもので、「10個の仕事の分類に合わせた最適な環境」が分かるため、導入にあたって一度確認しておくのがおすすめです。
上司からすれば不安にもなるでしょうが、そこはお互い信頼し合って、各々が責任を持って自主的に仕事をすることが大切です。
結果に至るまでの過程を見ることが難しい分、働いてくれた成果を可視化できるシステムづくりが望まれます。
本来集中できるはずの環境で仕事ができるとしても、帰属意識が薄くなれば仕事へのモチベーションにも下がってしまい、当然生産性も上がっていきません。
この会社で結果を出したい・頑張りたいという主体的になれる風土づくりと、そのための企業からの意識改革は徹底すべきでしょう。
現状の調査
現在社員がどういった働き方をしていて、どのようなABWを導入すれば効果的かをあらかじめしっかりリサーチしましょう。ABWを提唱した会社が研究した「ABWの10の活動」というものが参考になります。
活動する人数と活動内容、その活動の特徴をまとめたもので、「10個の仕事の分類に合わせた最適な環境」が分かるため、導入にあたって一度確認しておくのがおすすめです。
上司と部下の信頼関係の構築
直接会っていなくても、部下はやるべき仕事をこなしているという前提が必要です。上司からすれば不安にもなるでしょうが、そこはお互い信頼し合って、各々が責任を持って自主的に仕事をすることが大切です。
評価制度の見直し
仕事をしている姿は見えないため、出来上がった成果物や途中の進捗状況という結果でしか評価ができません。結果に至るまでの過程を見ることが難しい分、働いてくれた成果を可視化できるシステムづくりが望まれます。
企業理念への理解と共感
こちらも会社に出社することが減る、上司と顔を合わすことが減る弊害として、会社への帰属意識が薄れる点があります。本来集中できるはずの環境で仕事ができるとしても、帰属意識が薄くなれば仕事へのモチベーションにも下がってしまい、当然生産性も上がっていきません。
この会社で結果を出したい・頑張りたいという主体的になれる風土づくりと、そのための企業からの意識改革は徹底すべきでしょう。
ABW導入企業の好事例
最後に、ABWを上手く取り入れている企業をいくつかご紹介します。
さまざまな作業スペースが社内にはあり、好きな場所で仕事に取り組めます。
会社全体のABWというよりも、部署ごとで最適なABWという視点は素晴らしいですね。
ABW導入は、環境だけでなく働き方そのものを大きく変えることになります。
そのため事前の社員教育、ABWへの理解が必須です。
ABWへ不安を感じていた年配社員に対しワークショップを実施し、オフィス内カフェの設置による福利厚生の充実も実現したことで、オフィス移転後のABW導入がスムーズにいきました。
オフィス移転にあたって9フロアあったオフィスを3フロアにまで集約し、オープンスペースや在宅勤務の導入でコスト削減とコミュニケーション促進も実現しました。
株式会社内田洋行
マネジメント業務が主となる部署では打ち合わせが多いため、業務に応じて働きやすいようフリーアドレスを主軸にした環境を整えています。さまざまな作業スペースが社内にはあり、好きな場所で仕事に取り組めます。
- 長テーブルに複数の椅子があるフリーアドレススペース
- オープンカフェ・個室の両方がある1人利用の集中スペース
- ファミレス風の打ち合わせスペース
会社全体のABWというよりも、部署ごとで最適なABWという視点は素晴らしいですね。
シービーアールイー株式会社
新オフィスへの移転にあたりオフィス面積を18%も減少、効率的なオフィスを実現させました。ABW導入は、環境だけでなく働き方そのものを大きく変えることになります。
そのため事前の社員教育、ABWへの理解が必須です。
ABWへ不安を感じていた年配社員に対しワークショップを実施し、オフィス内カフェの設置による福利厚生の充実も実現したことで、オフィス移転後のABW導入がスムーズにいきました。
アストラゼネカ株式会社
会議室不足による部門ごとのコミュニケーション不足や、エレベーターの稼働効率の悪さによる遅刻の多さなど課題がありました。オフィス移転にあたって9フロアあったオフィスを3フロアにまで集約し、オープンスペースや在宅勤務の導入でコスト削減とコミュニケーション促進も実現しました。
好事例と言える企業の共通点
他にも好事例となる企業は多々ありますが、どの企業にも共通している点をまとめます。- メーカー・IT・不動産・保険など業種を問わない
- オフィスの移転や働き方改革を目指したことがきっかけ
- 導入前の社員からの反発や、導入後も改善を繰り返し効果がなかなか出なかったケースも
- 導入後は社内のコミュニケーションが活発になり、社員ファーストの柔軟な働き方が可能に
まとめ
今回はABWという働き方について紹介しました。
企業からしても、社員が働きやすく成果を上げてくれることが一番です。
いかに無駄をなくし、効率的に働き、生産性を上げていくか、これが企業の永遠のテーマと言えます。
毎日同じ時間に社員全員が同時に出社し、決められただけの時間一緒に働くという従来の働き方には、改善の余地が非常に多いということがコロナ禍をきっかけに分かりました。
時代や働く人たち自身の価値観の変化に合わせて、企業の体質・働く環境を変えることがこれから先も大切になってきます。
企業の競争力を高めるために、経営陣はぜひABWの考え方を導入してみてはいかがでしょうか。
企業からしても、社員が働きやすく成果を上げてくれることが一番です。
いかに無駄をなくし、効率的に働き、生産性を上げていくか、これが企業の永遠のテーマと言えます。
毎日同じ時間に社員全員が同時に出社し、決められただけの時間一緒に働くという従来の働き方には、改善の余地が非常に多いということがコロナ禍をきっかけに分かりました。
時代や働く人たち自身の価値観の変化に合わせて、企業の体質・働く環境を変えることがこれから先も大切になってきます。
企業の競争力を高めるために、経営陣はぜひABWの考え方を導入してみてはいかがでしょうか。
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